ビズメイツが新機能「シャドーイング」を搭載した英語学習アプリを発表

ビズメイツが英語学習アプリに新機能「シャドーイング」を搭載

2025年8月7日、ビジネス特化型オンライン英会話サービスを展開するビズメイツ株式会社が、英語学習アプリ「Bizmates App」に新たに「シャドーイング」機能を追加したと発表しました。このアプリは、忙しいビジネスパーソンが効率的に英語力を向上させられるよう設計されており、特にAIによる自動生成のロールプレイ教材を活用できるのが特徴です。

シャドーイング機能の詳細

新しく追加された「シャドーイング」は、英語音声を聞いた後に続けて発話するトレーニング手法で、発音、イントネーション、リズムなどを強化しつつ、実際の会話に役立つリスニング力とスピーキング力を同時に鍛える実践的な手法です。ユーザーは自分の声を録音して聞き返すことで、より自然で伝わりやすい英語表現を身につけることができるのです。

「Bizmates App」では、開発当初から音声評価機能やリスニング力を測るクイズなど、発音やリスニングを強化する機能を備えていましたが、今回のシャドーイング機能の追加により、インプット中心からアウトプット重視へと学習スタイルを進化させました。

本アプリの特長と利点

AIによるロールプレイ教材の自動生成機能は、学習者の職域や業務内容に基づいて、実際のビジネスシーンを忠実に再現した教材を作り出すことができます。たとえば、広報業務のユーザーは「SNSトラブルに対する対応策をグローバルなマーケティング部門に伝える」など、実際の業務に即したシチュエーションを用意できます。このように、今まさに必要な英語をトレーニングできる点が本アプリの最大の価値です。

ビズメイツは、創業以来、外国人講師によるオンライン英会話「Bizmates」を中心に、日本人コンサルタントが学習計画の策定から進捗管理までを個別に支援する「Bizmates Coaching」を展開してきました。2025年6月には、これらのサービスに加えて本アプリの本格的な提供を始め、アプリとレッスン、コーチングの連携による新たなハイブリッド型学習プラットフォームを構築しました。

学習サイクルの構築と効果

この連携によって、ユーザーはスキマ時間にアプリを使いながらリスニングやスピーキングを反復練習し、それに続くオンラインレッスンでトレーナーとの対話を通じて実務に活かすことができます。入力から実践、定着、成果の可視化まで、一貫した学習サイクルが提供されるため、アプリ単独でも十分な効果を発揮しつつ、他のサービスとの組み合わせで、さらに理解と実践力を深めることが期待されます。

AIを活用した英語学習は、反復練習が容易で即時にフィードバックが得られるため評価されていますが、ビジネスパーソンにとって重要なのは実際に人とコミュニケーションを取る力です。即興対応能力や文化理解、感情のやりとりなど、非言語的な要素も大切であり、AIだけではこれを補えません。人との対話やサポートとAIを結びつけるハイブリッド型の学び方が、今後の英語学習において主流になると考えられています。

私たちは、英語を単なる語学スキルではなく、「ビジネスにおける成果を生むためのコミュニケーションツール」として捉えています。そのため、今後もAIと人の強みを融合させた学習環境を進化させ、多くのビジネスパーソンが成果を上げる為の英語力を効率的に習得できるよう、努めてまいります。

会社情報

ビズメイツ株式会社は2012年に設立され、「ビジネスパーソンが世界で活躍する手助け」を企業理念として、語学事業と人材事業を通じて人と企業のグローバル展開をサポートしています。オンライン英会話や英語コーチング、外国人向け日本語会話サービスを展開し、2023年3月には東京証券取引所に上場（証券コード9345）しました。今後もテクノロジーを活用し、より良い学習環境の提供に挑戦し続けます。