2024年度アーユス賞受賞者発表
2024年度の「アーユス賞」の受賞者が発表されました。この賞は、国際協力における優れた功績を称えるもので、NGO大賞(茂田賞)、特別功労賞、そして新人賞が設けられています。受賞者は昨年度に続いて5名が選ばれそれぞれの分野での取り組みが評価されました。この授賞式は、2025年2月27日(木)に東京都品川区の本立寺で行われる予定で、オンラインでの中継も計画されています。
アーユス賞について
「アーユス賞」は、2013年に設立されたもので、1993年のアーユスの創立20周年を祝して創設されました。NGO大賞は、国際協力NGOで多大な貢献をした方々を表彰するもので、特に「茂田賞」は、故茂田眞澄前理事長の功績を引き継ぎ、彼の遺志を受け継いだ賞でもあります。また、新人賞は、これからの国際協力NGOを担う人材を応援するために選ばれます。
受賞者のプロフィール
NGO大賞(茂田賞)
村井さんは1950年生まれで、震災後の救援活動を経てNGOに蓄積した経験をもとに、国内外での災害救援活動に取り組んできました。関西学院大学や中央大学で非常勤講師を務めるなど、多岐にわたる貢献を行っています。著書も多く、ボランティアの重要性について広く訴え続けています。
アーユス特別功労賞
国際協力機構やNGO/NPOでの活動を経て、現在は明治大学で社会開発論を専攻し、評価制度の構築や関係者のエンパワメントに力を入れている源さん。NGO評価関連の書籍も手掛けるなど、設立当初からアーユスに深く関わっています。
アーユスNGO新人賞(奨励賞)
看護大学に編入後、ザンビアでの母子保健活動に従事した松尾さん。外国人母子への支援を強化するため、医療通訳の活用推進に取り組んでいます。
山梨県在住の松川さんは、親としての視点から政治や社会に目を向け、「こどもみらいlabo」を設立。市民グループ活動を通じて地域貢献を果たし、DEARの一員として活躍中です。
パレスチナでの人道支援に従事する吉田さんは、同地域への赴任を経て様々な課題に取り組んでいます。大学卒業後から国際支援に関わり、幅広い経験を生かしています。
今後の展望
アーユス賞は、過去に受賞者を輩出し続け、国際協力の分野で未来を担う人々を育成していく役割を果たしています。2024年度受賞者の皆さまの活動が今後も多くの人々に影響を与え、持続可能な社会の実現に寄与することを願っています。
詳細や受賞者のプロフィールについては、アーユスの公式サイトをご覧ください。
アーユス公式サイト
お問い合わせ
特定非営利活動法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク
E-mail:
[email protected]