エカデジで仕組み革新
2022-01-27 09:00:03
航空貨物業界のデジタル化を加速する新プラットフォーム「エカデジ」のご紹介
航空貨物業界のデジタル化を加速する「エカデジ」
航空貨物業界は、様々な業務の効率化が求められています。特に、荷主が国際的に貨物を輸送する際、従来の手法では多くの時間と労力がかかる問題がありました。ジャパンヒュペリナーが開発した新たなデジタルプラットフォーム「エカデジ」は、この課題を解決するために設計されたものです。
開発の背景
従来、荷主は複数のフォワーダーに見積もりを依頼し、各フォワーダーが海外支店との連携を行いながら見積もりを作成していました。このプロセスには通常、2〜3日もの時間が必要でした。また、フォワーダー自身もマニュアルの作成や問い合わせ対応に追われており、業務の非効率さが問題視されていました。ジャパンヒュペリナーは、これらの「非」を解消し、業界全体の業務が改善されるよう、従来のプロセスを革新することを目指しています。これには最新テクノロジーと使いやすいインターフェースが求められました。
「エカデジ」の革命的特徴
「エカデジ」は、世界初の航空貨物特化型デジタルプラットフォームであり、30%の時間効率を実現することに成功しました。以下にその特徴を紹介します。
簡単なフライト予約
荷主は航空貨物に関する専門知識が無くても、プラットフォーム上で簡単にフライトを比較し、予約することができます。必要な情報を入力するだけで、リードタイムに合ったフライトがすぐに見つかります。これにより、従来のメールや電話でのやり取りを大幅に削減し、スピーディーな対応が可能となります。
書類の自動生成機能
「エカデジ」では、必要な書類を自動で生成します。これにより、荷主はInvoiceやAWB、DGDなどの書類作成の手間を省け、自分で作成した書類をアップロードし、着地側と共有することも可能です。この機能があれば、書類不備のリスクも軽減されます。
シンプルで効率的な画面設計
このプラットフォームは、必要な機能に特化したシンプルな画面を提供しています。これにより、操作が直感的になり、書類不備や処理漏れを防ぐための段階的なページ遷移が可能です。
今後の展望
ジャパンヒュペリナーは、2021年12月に「エカデジ」の初期運用を開始し、2022年7月には二次リリースを行いました。今年度中に本格導入を目指し、国際物流における航空貨物分野での業務改善を求める荷主やフォワーダー、航空会社に向けたシステム刷新を進めています。これにより、業界全体のデジタル化が一層進むことが期待されます。
「エカデジ」は、航空貨物業界に新たな息吹をもたらすプロジェクトであり、その導入によって業務の効率化が進むことにより、よりスムーズで迅速な物流が実現できるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CargoLabo
- 住所
- 大阪府大阪市中央区本町4-2-12野村不動産御堂筋本町ビル8F
- 電話番号
-
080-3514-5095