北関東・信州広域連携ピッチイベントレポート
2022年12月14日、水曜日に群馬県で「北関東・信州広域連携ピッチ」が開催されました。このイベントは、茨城県、栃木県、群馬県、長野県の四県が共催し、地域のスタートアップやベンチャー企業の新しいビジネスモデルやビジョンを発表する機会を提供しました。約80人の参加者が現地およびオンラインで集まり、多様なアイデアが集結した貴重な機会となりました。
各社のピッチ内容は以下の通りです。
1.
株式会社AIdeaLab/CommentScreen株式会社の冨平準喜氏は、オンラインイベントをさらに盛り上げるための「CommentScreen」を紹介しました。オンライン環境でのコミュニケーションを向上させ、参加者同士の交流を活性化するこのツールは、デジタルイベントに新たな風をもたらします。
CommentScreen
2.
ならでわ株式会社の大塚拓也氏は、自宅を最高のフィットネス空間に変える「ODOLL(オドル)」アプリを提案しました。ユーザーが自宅で様々なトレーニングを行えるようサポートするこのアプリは、健康志向の高まりに応えるものです。
ODOLL
3.
ソーシャルアクション機構の北嶋史誉氏からは、介護事業所の送迎車を利用した高齢者向けの新しい移動サービスについての提案がありました。この取り組みによって、高齢者の移動がより便利になることが期待されています。
ソーシャルアクション
4.
株式会社Contactの依田龍之介氏は、眼科医療に特化した人材プラットフォームとオンライン診療の仕組みを発表しました。これにより、患者が必要な医療を受けやすくなることが目指されています。
Contact
5.
株式会社 nabeの王子田克樹氏は、シニア層向けに脳を活性化させるオンライン会話サービス「nabetomo(ナベトモ)」を紹介しました。このサービスは、シニアの方々が社交的に活動する手助けをすることを目的としています。
nabetomo
6.
リエゾンサイエンス株式会社の鈴木宏典氏は、高濃度オゾン水を活用した「0次予防ステーション」の推進を提案しました。この事業は予防医療の新しい形を目指しています。
リエゾンサイエンス
7.
コンプラス株式会社の佐藤修一氏は、買い物が困難な方々のための支援を通じて笑顔を生み出す社会を目指す取り組みを発表しました。この活動は地元の社会に密着したものとなっていくでしょう。
コンプラス
8.
株式会社コルシーの堀口航平氏は、心電図のリモート診断サービスの導入を説くプレゼンテーションを行いました。年間20万件以上の事例を持つこのサービスは、医療の現場における効率化を促進します。
コルシー
イベントの休憩時間には、主催の四県のスタートアップ支援担当者から、各県での施策や支援内容に関する情報が提供されました。これにより、参加者は地域資源の活用やネットワーキングの重要性を再認識しました。
「北関東・信州広域連携ピッチ」は、地域のスタートアップが抱える課題や可能性を共有し合う場として貴重な機会です。今後もこのようなイベントが定期的に行われ、地域経済の活性化や新しいビジネス創出につながることが期待されます。
最後に、北関東・信州広域連携ピッチの運営事務局は、今後の企画や運営に関する情報を発信していくことを約束しています。地域全体が一体となって創造する未来に向けて、一層の連携を促進できることを願っています。