地域貢献と課題
2024-08-13 11:33:47

ふるさと納税の魅力と課題、地域活性化の展望を探る

先日、全国の事業者に対するふるさと納税に関する調査が行われました。1,109件もの事業者から得られた回答は、ふるさと納税のメリットや課題を明らかにしました。調査を実施したのは、東京都墨田区に本社を構えるレッドホースコーポレーション株式会社です。この会社は、地域創生に力を入れている事業者で、ふるさと納税サポート業務を展開しています。

ふるさと納税のメリット


調査結果では、事業者の約40%が「地域への貢献」を感じていることがわかりました。このことは、ふるさと納税によって地域の活性化に寄与できているという実感が大きな価値を持っていることを示しています。具体的には、多くの事業者が「まちの活性化に貢献できた」との声を挙げ、他にも「リピーターができた」や「他の商品利用者が増えた」と続きます。ふるさと納税がもたらす寄附以外の副次的な効果も大いに評価されています。

さらに、寄附者の声を直接聞くことができる点も魅力の一つです。他の流通形態では得られない顧客のリアルなニーズを知ることで、商品開発に新しい方向性を見出すことができています。

課題はマーケティングと人材育成


しかし、全てが順風満帆ではありません。調査において、事業者が直面している課題も浮き彫りになりました。特に、寄附が伸び悩んでいると感じる事業者が31%に達し、魅力的な返礼品やマーケティング戦略の不足が大きな悩みになっています。この課題は、業務の負荷や人材不足とも密接に関わっています。

加えて、パソコン作業が苦手という声もあり、特にIT化の進展が逆に一部事業者には負担となっている現状が報告されています。

さらには、制度の変更による不安感も事業者に影響を与えており、毎年行われる制度改定への迅速な対応が求められています。これらの課題に対処することが、今後の地域活性化につながると考えられます。

地域創生を支援する新たな商品開発


レッドホースコーポレーションでは、こうした課題を解決するために、「自立自走可能な地域創生の実現」をビジョンに掲げ、地域の事業者を支援しています。その一環として、地域で稼ぐ仕組みを構築し、本格的な商品開発にも着手しています。

7月には青森県と秋田県のふるさと納税返礼品として、生米パンが新発売されました。この商品は、それぞれの地域で生産された米を利用しており、地域ブランディングを意識した取り組みです。今後も他の地域の商品とセットにして返礼品として提供される予定で、さらなる販路開拓にも注力する考えです。

ふるさと納税は関係を築くツール


調査の結果、ふるさと納税が単なる商品の売り買いではなく、地域や寄附者との関係を築く重要なツールであることが明らかになりました。事業者は、寄附者の声に耳を傾け、支持される商品開発に努めていく必要があります。

レッドホースコーポレーションは、今後も自治体や地域の事業者と共に創造的な活動を推進し、持続可能な地域経済の構築を目指します。地域の活性化は、事業者だけでなく、地域全体に利益をもたらす取り組みであり、今後のさらなる発展に期待が寄せられています。

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調査概要


  • - 調査期間:2024年6月3日~6月16日
  • - 調査対象:全国の自治体に返礼品を提供する事業者
  • - 調査方法:インターネットアンケート調査
  • - 有効回答数:1,109件

レッドホースコーポレーション株式会社情報


  • - 本社:東京都墨田区横網1-10-5 KOKUGIKAN FRONT BUILDING 2階
  • - 設立:1964年3月
  • - 代表者:山田 健介
  • - URL: https://www.redhorse.co.jp/


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会社情報

会社名
レッドホースコーポレーション株式会社
住所
東京都墨田区横網1-10-5KOKUGIKAN FRONT BUILDING2階
電話番号

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