Gaussyと三菱ロジスネクストの資本提携
2024年7月4日、Gaussy株式会社(東京・港区)は、三菱重工業グループの一員である三菱ロジスネクスト株式会社(京都・長岡京市)との間で資本提携契約を締結しました。この提携により、両社は物流業界の課題解決に向けた新たなサービスを展開することが期待されています。
資本提携契約の概要
Gaussyは、倉庫ロボットの設計や導入、運用保守を一括で提供する「Roboware」というサービスを展開しています。このサービスは、全国の物流拠点での自動化を支持し、搬送・保管・ピッキングなどの工程における様々な課題を解決することを目指しています。一方、三菱ロジスネクストは、自社の中期経営計画の中で物流ソリューション事業の飛躍を掲げ、フォークリフトや自動搬送システムの提供を通じて、顧客のニーズに応えています。
今回の協力関係は、三菱ロジスネクストの豊富な知識と広いネットワークを活用し、Gaussyの持つ技術とソリューションを組み合わせることで、各種物流課題に対する効果的な解決策を提供することが目的です。両社はこの資本提携を通じて、各自の事業を更に成長させるためのシナジー創出を目指します。
企業紹介
三菱ロジスネクスト株式会社
三菱ロジスネクストは、倉庫、工場、港湾などあらゆる物流シーンに対応する総合物流機器の製造・提供を行っています。2017年に設立されて以来、同社は「安心・安全」「自動化・自律化」「脱炭素」といった理念に基づき、物流現場が抱える課題解決に取り組んでいます。
Gaussy株式会社
Gaussyは、物流業界での人手不足や特殊な技能に依存した業務運営に対して、倉庫ロボットを利用した新しいソリューションを提供しています。「Roboware」に加えて、シェアリング倉庫サービス「WareX」も展開し、倉庫のキャパシティに関するフレキシブルな対応を可能にしています。彼らのビジョンは「物流から新しいチャンスを創造する」ことです。
まとめ
今回の資本提携は、両社の強みを生かし、物流業界のさらなる発展に寄与する重要なステップと言えるでしょう。物流課題解決に向けた協力を通じて、顧客のニーズに応える新しいサービスが誕生することに期待が寄せられています。今後の進展に目が離せません。