椎葉村とリモートワーク
2020-10-20 10:00:12

再発見!日本三大秘境・椎葉村とリモートワークの新たな挑戦

椎葉村とキャスターが連携、リモートワークを推進



日本屈指の自然に恵まれた秘境、宮崎県の椎葉村。しかし、地方ならではの課題、過疎化や少子高齢化は依然として続いています。そんな中、働き方改革の一環としてリモートワークが注目を浴びており、椎葉村は株式会社キャスターと協力して新たな挑戦を開始しました。

合意の背景



近年の生活スタイルの変化により、地方への移住を希望する人々が増加しています。特に東京圏に住む20〜59歳の若年層の48%が「地方暮らし」に魅力を感じているという調査結果も出ており、リモートワークの普及がその背中を押しています。しかし、実際に移住を検討する際の最大の障害が「働き口の不足」であることがわかりました。これを踏まえ、キャスターは今回の協定を締結し、椎葉村に拠点「キャスタースクエア椎葉村」を設置し、リモートワーカーに向けた仕事の提供を行います。

協定の内容



協定の内容には以下のような項目が含まれています。

1. デジタル人材の育成:地方に必要なデジタル人材を育てるための教育プログラムを作成。
2. 地域課題の解決:リモートワークを活用して地域の様々な課題を解決する取り組み。
3. 情報発信の強化:椎葉村の魅力を広めるための情報発信を強化。
4. その他の協力:お互いに必要な事項についての連携を図ります。

これにより、椎葉村の活性化と地域課題の解決に向けた具体的な一歩を踏み出すことができるのです。

椎葉村の自然
椎葉村の美しい自然

椎葉村の魅力とワーケーション



キャスターのメンバーが2019年に椎葉村でワーケーションを体験した際、村の魅力に触れることができました。彼らは、豊かな自然環境のおかげで心身のリラックスと生産性の向上を実感しました。
  • - 椎葉村は自然に囲まれた静かな環境で、集中して仕事が可能です。
  • - 鳥のさえずりを聞きながら目覚め、星空の下で眠る贅沢な時間を過ごせる場所でもあります。

また、村内には新たに完成した交流拠点『katerie(カテリエ)』もあり、現代的な設備が整っています。デジタルインフラも充実しているため、安心してリモートワークが行える環境が整っています。

地域の声と今後の展望



椎葉村の黒木保隆副村長は「この取り組みを通じて、地方移住者の獲得が期待できる」とコメント。過疎化を食い止め、地域を活性化させるための取り組みが必須であると強調しました。

キャスターの中川祥太代表取締役は「リモートワークの普及に伴い、自然環境や地域文化が人を引き寄せる力となる」と述べ、今後も椎葉村との連携を強化していく決意を示しています。

最後に



デジタルに敏感なウェブ世代が地方への移住を考える中、椎葉村とキャスターが手を組んだこの協定は、今後の地方創生のモデルケースとなることでしょう。リモートワークがもたらす新たな可能性に期待が高まります。椎葉村、これからの活躍を見逃せません!

会社情報

会社名
椎葉村
住所
宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良1762-1
電話番号
0982-67-3203

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