RTCテックソリューションズとAtlas Direction社が資本業務提携を締結
株式会社RTCテックソリューションズは、福岡に本を構えるAtlas Direction株式会社と2026年7月1日付で資本業務提携契約を結びました。これにより、Atlas Direction社はRTCグループの一員として活動を開始します。
この提携の狙いは、両社の強みを生かした新たなリモート支援の形を確立することです。
Atlas Direction社とは
Atlas Direction社は、スマートグラスを駆使した遠隔支援サービス「Atlas Direction」の開発・提供を手がける企業です。2010年代後半から製造、インフラ、設備保守業界において、同サービスは多くの導入実績を誇っています。
このサービスは、作業者が装着したスマートグラスを通じて、リアルタイムで目線の映像や音声を共有し、離れた場所から指示を受けることができます。指示者はPCやスマートフォンから操作を行い、作業者は両手を使いながら作業を進められるため、業務効率が飛躍的に向上します。
提携におけるシナジー効果
この提携により、Atlas Direction社が提供する遠隔支援機能とRTCのリモートコミュニケーション基盤を組み合わせ、より一体的なサービスの提供が可能になります。製造業や建設業界において共通する課題である熟練技術者不足や技術継承が求められる中、両社の持つ技術は互いに補完し合うことが期待されています。
現場での具体的な導入事例
株式会社筑豊製作所(福岡県)
筑豊製作所では、エンジンや建設機械のメンテナンス業務において、スマートグラスMOVERIO BT-35ESと「Atlas Direction」を導入しました。若手技術者の育成が急務となる中、ベテラン技術者の遠隔支援が可能となったことで、即戦力となる教育体制が築かれました。
西部ガス長崎株式会社(長崎県)
長崎工場でもスマートグラスMOVERIO BT-45CSを導入し、現場の安全性向上と業務の効率化を図っています。技術・技能の継承が求められる中、リモートでの指導が行える環境が整いました。これにより、作業の記録も可能になり、長期的な点検業務のデータ管理が強化されています。
代表者のコメント
RTCテックソリューションズの阿久津社長は、「当社は長年にわたるリモートコミュニケーションの技術を持ち、これをAtlas Direction社と結集させることで、より幅広く現場支援に貢献したいと考えています。」と述べています。一方、Atlas Direction社の沖本社長は、「RTC社の一員となることで、社内の開発体制を強化し、サービスの普及を加速させたいです。」と語っています。
今後の展望
両社は、今後も製品やサービスの連携を進めながらお客様のニーズに応じたサポート体制を整えていく方針です。リモート技術を駆使した新たな支援の形を通じ、企業の現場での課題解決に積極的に取り組む姿勢が求められています。