2025年3月16日、名古屋国際工科専門職大学で第1期生の卒業式が盛大に行われました。この新しい大学は、2021年4月に開校し、東海地域で唯一の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」といった専門分野を持ち、2025年には多くの期待を背負った卒業生たちを送り出しました。
高度プロフェッショナルとしての役割
卒業生たちは、豊田合成、トヨタシステムズなど、名だたる企業での内定を獲得し、デジタル業界での新たな挑戦に備えています。この大学では、トップ企業出身の教授陣から多くの知識と経験を学び、4ヵ月間の企業インターンシップなどを通じて実践的なスキルを身に付けました。
卒業生の道
卒業生の小山さん(IoTシステムコース)も、学びの日々を振り返り、現場でのスキル磨きの重要性を強調しました。「学び続けることこそが成長につながる」との信念を持ち、卒業後はエンジニアやデザイナー、ビジネスパーソンとしてそれぞれの道を進む決意を語りました。
学長の期待と祝辞
卒業式では、中谷広正学長事務取扱が卒業生に学位を授与し、愛知県経済産業局顧問の柴山氏や株式会社バンダイナムコスタジオの内山氏が祝辞を述べました。特に中谷学長は、「専門知識や技術は人生の重要なアイテムです。自分で考えて人生を豊かにしていってほしい」と激励の言葉を学生に届けました。
新たな挑戦へ
卒業生たちは、技術が進化し続ける中で、変化を恐れず新しいことに挑戦する姿勢を忘れないと誓い合いました。式典後、彼らは恩師や仲間と共に新たな門出を祝う時間を持つことで、新たな冒険への期待感に満ち溢れていました。
名古屋国際工科専門職大学の特色
この大学は、AIやVR、モーションキャプチャーといった最先端技術を学べる設備を整えており、各分野で活躍できる専門家を育成しています。具体的には、情報工学科においてはAI戦略やIoT、ロボット開発などのコースが設置され、デジタルエンターテインメント学科ではゲーム制作やCGアニメーションなどに重点を置いています。このような実践的な教育が、卒業生たちを高度なデジタル人材として育て上げるのです。
この卒業式は、名古屋国際工科専門職大学の教育が実を結び、未来を見据えた縁起の良い門出となったことを示すものでした。卒業生たちの活躍を期待したいと思います。