隈研吾氏の講演会
2019-10-16 14:20:04

隈研吾氏が語る森林と建築の未来高知県立林業大学校での講演会

高知県立林業大学校が hosted隈研吾校長の講演会



講演会の目的と概要


高知県が森林率日本一を誇り、林業の未来を担う人材を育成するための学び舎、高知県立林業大学校。この大学校の初代校長である建築家・隈研吾氏による講演会が行われる運びとなりました。会は、2019年10月28日に高知県立美術館ホールで開催されます。隈氏は、彼の造建築に対するビジョンだけでなく、日本の森林が抱える課題やその未来についても語る予定です。

第一部:隈研吾氏の思い


隈研吾氏は、自らが手掛けた高知県の木造建築を例に挙げ、地域の特性や自然環境を最大限に生かした設計哲学を紹介します。特に、彼がデザインした梼原町の総合庁舎や「まちの駅 ゆすはら」は、地域のシンボルとなっており、フォルムや素材の選択においても自然との調和が重要視されています。これらの建物は、単なる施設に留まらず、地域の魅力を発信する役割も果たしています。

第二部:more treesとのコラボレーション


講演会の後半では、一般社団法人more treesの水谷伸吉事務局長を迎え、ディスカッションが行われます。「森と都市をつなぐ」をテーマとして、高知県をモデルケースに、建築の視点と森林の管理の視点から、地域の活性化策について意見を交換します。このセッションは、参加者がより深い理解を得る機会であり、また地域に根ざした持続可能な発展について考えるきっかけとなります。

特別企画と東京での開催


この講演会は高知県内だけにとどまらず、同日の東京大学でも開催されました。隈研吾氏の設計によるダイワユビキタス学術館において、アットホームな雰囲気で行われたこのイベントでは、参加者から高い満足度を得る結果となりました。多くの方々から「時間が足りなかった」との声が上がるなど、隈氏の講演がいかに魅力的であったかを物語っています。

高知県立林業大学校の特徴


高知県立林業大学校は、林業や木造建築に特化した教育機関であり、実践的なカリキュラムやトレーニングを提供しています。学生は豊富な実習を通じて、専門的な知識や技術を習得し、即戦力として社会に貢献することが期待されています。年間最大165万円の給付金支給制度もあり、学生が安心して研修に専念できる環境が整っています。

終わりに


この講演会は、ただの学びの場であるだけでなく、地域社会と森林との共生を再認識する貴重な機会です。隈研吾氏の独自の視点とmore treesとの協働によって、参加者にとって新しいインスピレーションが得られることでしょう。

会社情報

会社名
高知県立林業大学校
住所
高知県香美市土佐山田町大平80 高知県森林総合センター内
電話番号
0887-52-0784

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