次世代の環境対応製品展示会が東京ビッグサイトで開催

グリーンマテリアル・新機能性材料展の全貌

2025年1月29日から31日、東京ビッグサイトにて「グリーンマテリアル・新機能性材料展」が開催されます。この展示会は、先進的な技術や素材に焦点を当て、環境に配慮した製品をと思い描いているビジネスパーソンにとって、必見のイベントです。主催は株式会社JTBコミュニケーションデザイン（JCD）と株式会社加工技術研究会で、会期中には多様なセミナーや展示が行われます。

環境を意識した展示会の目的

展示会の目的は「高付加価値の実現」と「サステナブルなものづくり」を融合させることです。今年のテーマは、環境への影響を最小限に抑えた製品や技術の展示であり、来場者には最新のリサイクル技術やバイオプラスチックが紹介されます。特に、250を超える環境対応製品が集結し、リサイクル材料や装置に対する関心が高まっています。さらに、展示会の隣接セミナーにおいては、カーボンニュートラルの実現に向けた最新の取り組みも報告されます。

主要出展者とその注目製品

参加企業には、東名化学工業、ウエストワン、金井重要工業などがあり、各社は独自の技術を持ち寄ります。

- 東名化学工業?

次世代のA-PETリサイクルシート「TOMEI E-FA」を出展します。これにより、使いづらかったリサイクル原料を安全かつ安価に真空成形材料に加工。

- ウエストワン?

環境負荷の少ないリサイクルエンジニアリングプラスチック「LUVOTECH eco」を提供。

- 金井重要工業?

漁網を再利用したナイロン不織布を開発。これは海洋汚染問題の解決にも寄与する新素材です。

また、AIPAは古紙100%を利用した再生パルプ、Dongsung Chemicalは堆肥化可能な包装ソリューションを提供し、久保田製作所は生分解プラスチックを出展します。

セミナーのハイライト

展示会では、知識を深めるための多彩なセミナーも開催されます。

- 1月29日（水）10:20-11:35?

リサイクルの新しいバリューチェーンの提案をめぐり、専門家が議論します。

- 同日、11:50-12:20?

ラベル用台紙の再資源化についての取り組みを発表。

- 同日、14:35-15:15?

カーボンニュートラル実現に向けた技術開発の動向についての講演があります。

メッセージと今後の展望

この展示会は、サステナブル社会実現に貢献するだけでなく、実際に環境問題を解決するための具体的な技術やアプローチを知識として提供する重要な機会となります。今年もJCDとアスクル株式会社は協力して、展示会内で使用済みクリアホルダーの回収を行います。これにより、資源のリサイクルを一層推進し、環境への貢献を果たします。