アパクルが新たなクーポンサービスを開始
株式会社Appacle(アパクル)が新しいクーポンサービスを推進し、アパレル業界の余剰在庫問題の解決に寄与しようとしています。近年、CtoCマーケットの拡大により、アパレルのアウトレット市場では個人間で取引される余剰在庫が主流となり、メルカリやラクマ等のフリマアプリを活用した販売が増加しています。
CtoC取引が引き出すアパレルの価値
従来、ブランドやショップによるセール品に比べ、個人がフリマアプリで販売することで得られる価格の方が高くなることがあります。これは消費者が服に対する「本来の価値や在り方」を強く意識していることを示唆しています。このような市場の変化に対し、アパクルは、新たなたゆまぬ努力で余剰在庫の流通を改善しようとしています。
アパクルクーポンの仕組み
アパクルクーポンは、アパクルの会員が自身の販売活動を通じて得た実績をもとに、クーポンを獲得できる新しい仕組みです。
アパクルから仕入れたアイテムを個人が販売し、その際には販売実績の画像と検品バーコード番号を専用フォームに入力することが求められます。これにより、1着につき100円の割引券を手に入れることができ、アパクルでの再仕入れ時に利用可能となります。販売すればするほどクーポンを獲得できるこの仕組みは、アパクル利用者の経済的負担を軽減することに繋がり、流通の活性化を促進することを目指しています。
検品バーコードで流通管理を透明化
アパクルでは、商品を管理する際に専用の「検品バーコード」を使用しており、これにより流通の透明性が向上します。従来のブランドやメーカーが心配していた「誰がどこで何を仕入れたのか」という不透明性を解消し、アパクルがどのように商品管理を行っているかが明確になるのです。各アイテムには個別のバーコードが付与されており、この管理方法は業界内での流通の透明化に寄与しています。
今後の展望とサービス展開
アパクルクーポンを通して、アパクルの会員がどのように販売活動を行なっているのかをデータとして収集し、このデータをもとに新たなサービスや事業を展開していく計画があります。アパレル余剰在庫の問題に対して、データの収集や分析は今後のビジネスにおいて重要な要素となります。
アパクルの利用方法
アパクルクーポンを利用する際は、以下の手順が求められます。まず、フリマアプリ等でアパクルから仕入れた商品を販売し、販売した商品の画像や取引画面を添付し、検品バーコードを入力する必要があります。なお、販売価格と仕入れ値の差が500円以上であることが条件です。このクーポンは月末締めで翌月15日に付与されます。また、今後はクーポン付与の上限を設ける可能性もあるとのことです。
アパクルとは?
アパクルはアパレル業界の余剰在庫問題に対し、原価で商品を卸すサービスを提供しています。会員登録に関しては有料ですが、手数料なしで原価で仕入れることができ、物販経験の有無に関わらず、多彩なサポートを提供しています。内容に応じて販売促進サポートも用意されており、副業を始めたばかりの人から、さらなる利益を上げたい人まで幅広く利用されています。
公式サイトは
こちらです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Appacle(アパクル)
- - 代表取締役: 星野拓馬
- - オフィス住所: 岐阜県岐阜市柳津町宮東3-16 コネクトビル2F北室
- - 本社兼倉庫住所: 岐阜県岐阜市茜部神清寺1-6-1