医療現場の新たなスキルを学ぶチャンス
一般社団法人JSMTが主催する「クリニカルアテンダント-メディカル(CA-M)」資格認定講習会が、2026年10月11日(日)に昭和女子大学8号館5階で開催されます。この講座は医療現場に従事する全てのスタッフが対象であり、対面とオンラインの双方で受講可能です。
医療は限られた時間で運営されており、特に外来診療の際には、待機時間や診察前後のサポートが、患者の安心感へ直接的に影響します。実際、厚生労働省の調査によると、外来診療の約69.4%が10分未満で行われており、診察前後の関わりがより重要になっています。これには、患者の不安を軽減し、より良い医療体験を提供するための工夫が満載です。
診療時間以外のサポートの重要性
診察の短さが医療の質を決定するものではありません。診療前の受付、待ち時間中の案内、診察後の確認といった医療体験の細部が、患者さんやその家族の安心感につながります。JSMTはこの重要性を認識し、医療スタッフが特別なスキルを学ぶ場を提供しています。
患者体験をより豊かにするためには、待機時間の管理、質問への丁寧な回答、不安への適切な配慮が欠かせません。これらは従来の経験や善意だけではなく、医療機関全体で学び共有する必要があります。
高齢化社会における医療環境へのアプローチ
昨今の高齢化や医療の地域連携の進展により、患者とその家族が安心して医療を受けられる環境が求められています。AIや医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)の普及に伴い、対人支援の役割は今まで以上に重要になっています。皆さんの目の前にいる患者さんの微妙な表情の変化に気づき、それに応じたコミュニケーションをする力が求められています。
CA-M®資格の概要
CA-M資格は、医療と患者の架け橋となる役割を専門的に設計された資格です。医療行為を担うものではなく、受付や事務、在宅支援など人と医療をつなぐ業務に従事する方を対象としています。この資格を取得することで、質の高い患者対応の方法やコミュニケーションの技術が習得可能です。
参加者は、以下のトピックについて学びます:
- - 患者対応の質を高めるための考え方と行動
- - コミュニケーションを通じて現場のストレスを軽減する方法
- - 日常業務の気づきや配慮を組織で共有し育むための判断基準
講習会の詳細
講習は、異なる専門分野で活動する数名の講師によって進められ、医療接遇やコミュニケーション技術について学ぶ機会が提供されます。全体を通して、病院の受付担当者、医療事務、助手、看護助手など幅広い職種の不安を軽減し、現場で即活用できる技術の習得が目的です。
特に近年、医療における対人支援が必要不可欠であることが増してきています。医療機関にとって、患者体験を向上させるためのスキルを育成することこそ、本質的な改善に寄与するのです。
受講情報と申し込み
この講習会は定員30名で、参加を希望される方は事前に申し込みが必要です。受講料は、会員と一般で異なりますので、事前の確認をおすすめします。
医療に携わる皆様が、安心して患者に寄り添える環境を築くための一助として、CA-M資格講習会の受講をぜひご検討ください。