防災カタログギフト『RING BELL SONAE』が暮らしを変えるきっかけに!
リンベル株式会社が展開する防災用品カタログギフト『RING BELL SONAE』が、生活の中で防災への意識を高める重要な役割を果たしています。本記事では、リンベルが防災カタログを開発した背景や利用者の実際の体験談を通じて、この新しいギフトの意義を探ります。
震災から学んだ防災の重要性
2011年3月11日、東日本大震災が日本を襲いました。リンベルもその影響を大きく受け、発展の過程で防災の重要性を強く認識しました。震災を経た後、リンベルは物流の拠点を東京に移し、必要な品々を指定した日時までに届けるために全力を尽くしました。この経験をもとに、防災用品に特化したカタログギフトの開発が始まりました。
自治体からの防災カタログ配布
リンベルは、カタログギフトの販売だけでなく、自治体からの依頼によって防災用品を集めたカタログを作成し、住民に配布しています。この取り組みを通じて、地域住民が防災に対する意識を高める手助けをしています。
商品開発へのこだわり
商品開発者たちは、自らの被災経験を活かし、実用的で役立つ防災グッズを厳選しました。防災食の担当者は、実際の避難生活での不足を反映した商品選定を行い、野菜や肉を使った惣菜やフルーツ缶詰など多様な食品を用意しました。また、雑貨担当者は、災害時に必要となるトイレやモバイルバッテリー、ラジオなど、実際に使用する場面を想定した商品を揃えています。これにより、より良い防災の備えができるカタログが完成しました。
利用者の声
カタログ配布後、東京都内に住む小俣様の家庭では、防災意識が劇的に変わりました。以前は水の備蓄のみだった小俣様は、防災カタログをきっかけに様々なグッズが必要であることに気づきました。「避難所で必要になるかも」と考え、「簡易トイレ」を採用。更に、自宅近くに「持ち出し用防災リュック」を設置し、カンパンや懐中電灯等も準備しました。これにより、家庭内での防災について話し合う機会が増え、家族全体の理解が深まりました。
防災ギフトで新たなスタート
内閣府の2022年の調査によれば、自然災害について家族と話し合ったことがないと答えた人が36.9%に上ります。しかし、防災カタログの導入によって、多くの家庭が防災について議論を始めています。このカタログは、備えることへの意識を新たにするきっかけを生み出し、防災ギフトが話し合うきっかけとなっているのです。
『RING BELL SONAE』の概要
『RING BELL SONAE』は、約130点の本当に役立つ防災用品をラインナップしており、贈られた方が自分のニーズに合わせて必要なものを選ぶことができる仕組みです。普段はあまり考えられない防災対策ですが、このカタログを通じて、多くの家庭が自らの備えを見直し、新たな防災意識を育てています。
終わりに
災害が発生する前に、私たちが備えておくべきことは多くあります。リンベルの『RING BELL SONAE』が、多くの家庭にとって防災を身近に感じさせるきっかけになれば幸いです。今後も、地域の防災意識の向上や安心な生活の実現に貢献していきます。