秋の薬草見学会を満喫するチャンス
2024年10月19日、摂南大学の薬学部が主催する「秋の薬草見学会」が開催されます。このイベントは、国内でも有数の規模を誇る薬用植物園を訪れ、薬学部の学生が案内するという貴重な体験を提供します。この薬用植物園は、教育・実習・研究を目的として設置され、約300種類の薬草や薬樹が展示されています。
見学会の注目ポイント
見学会の最大の魅力は、薬学部生のガイドによる解説と、植物専門の教員によるミニセミナーです。参加者は約1時間の散策を通じて、薬草や園内の果樹について学ぶことができます。
例えば、薬草園では、解熱や鎮痛効果を持つ「ミシマサイコ」や、古くから便秘の治療に使われてきた「チンネベリーセンナ」など、実際に花を咲かせる様子を見ることができます。また、温室には、チョコレートの原料として知られる「カカオ」の花も咲いています。この機会に、普段触れることの少ない植物たちとの出会いを楽しむことができます。
さらに、キャンパス内の果樹・薬樹園では、スーパーフードとして人気のアロニアや、「森のキャビア」として知られるフィンガーライムの果実も見頃を迎えています。これらの植物を目にすることで、健康や薬用植物への理解を深めることができるでしょう。
セミナーと体験活動
見学会が終わった後は、特別なミニセミナーも開催されます。薬学部の伊藤優講師が「身近な薬用植物ものしり帖」の内容に基づいた講義を行い、参加者は新たな知識を得ることができます。また、収穫したアロニアを使った健康ドリンクの試飲も用意されており、味覚でも楽しむことができます。
さらに、農学部附属農場の見学や、実際に野菜を収穫する体験も待っています。子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさんです。
開催概要
- 午前の部 10:00~12:00 / 午後の部 13:30~15:30
- - 場所: 摂南大学薬学部 附属薬用植物園(大阪府枚方市長尾峠町45-1)
- - 参加費: 無料(事前申込制・先着順、定員100人)
- - 申込方法: 公式サイトのフォームまたはQRコードから申し込み可能
この見学会は、小雨決行ですので、ぜひ興味のある方はお早めにお申し込みください。
摂南大学の薬用植物園は、普段の生活ではなかなか触れることができない薬草や薬樹について学ぶ絶好の機会です。この秋は、摂南大学で新しい発見をしてみてはいかがでしょうか。