大分方言まるだし弁論大会が5年ぶりに開催!
大分県豊後高田市で、地元の方言を用いた独自の弁論大会「第36回大分方言まるだし弁論大会」が、5年の時を経て再び開催されることになりました。日常で使われる大分の方言を活かし、参加者がそれぞれ思いを語るこのイベントは、昭和58年から続く伝統的な行事です。
方言が紡ぐ地域の魅力
大会のキャッチフレーズ「なんでんかんでんいうちみい(何でもかんでも言ってみて)」のもと、方言の温かみを感じながら、地元の魅力を再発見することを目指しています。この大会は、まちづくりグループ「テンプランド」のメンバーが中心となり、地域の方言を使った文化やコミュニケーションの重要性を再認識する場となっています。過去には、全国地域づくり推進協議会会長賞を受賞した実績もあり、多くの人に愛されてきたイベントです。
参加資格と選考基準
参加条件として高校生以上であれば誰でも応募可能です。弁士は事前に400字詰め原稿用紙1〜2枚に要旨を書いて応募する必要があり、その後原稿審査が行われます。今年の大会には、10名の弁士が出場し、方言を駆使した表現力や内容が審査されます。最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定するのは5名の審査員です。持ち時間は一人5分と限られていますが、その中でいかに迫力のある発表ができるかが鍵となります。
開催概要
- - 開催日: 令和6年10月20日(日曜日)
- - 開場時間: 12時
- - 開演時間: 13時
- - 会場: 豊後高田市中央公民館大ホール(大分県豊後高田市玉津987番地)
- - 入場: 無料
この弁論大会と同日に、もう一つの地域イベント「第14回昭和の町音楽祭」も開催されます。音楽祭では懐かしいポップスや様々なフード・ドリンクが楽しめるため、弁論大会と合わせて多彩な文化に触れられる貴重な機会となっています。ぜひ、両方のイベントを訪れて大分の文化を体感してください。
今後も地域の伝統と魅力が、一層引き立つイベントになることが期待されています。みなさんもこの機会に大分の方言と文化を楽しんでみてはいかがでしょうか?