ジゴワッツと三井物産がEV充電サービス実証実験を開始！

ジゴワッツと三井物産、EV充電サービスの実証実験を豊田市でスタート

概要

近年、電気自動車（EV）の普及が進む中、充電インフラの整備は急務となっています。そんな中、ジゴワッツが三井物産と連携して始めたのが、EV充電器『Ella』を用いた実証実験です。この実験は全国に先駆けて愛知県豊田市で行われ、今後の充電サービスにおける新たな可能性を探る取り組みとなっています。

『Ella』の特長

ジゴワッツが開発した『Ella』は、従来の充電器とは一線を画す利便性を持っています。利用者は認証用のスマートフォンアプリをダウンロードするだけで、充電用の会員カードがなくても利用が可能です。簡単な手続きで即日利用ができるため、初めて使う方でも安心です。さらに、この充電器は設置スペースが非常にコンパクトで、既存のコンセントボックスにそのまま取り付けることが可能です。このため、電気工事にかかる費用を大幅に抑えることも実現しました。

実証実験の詳細

今回の実証実験では、年内に数百台規模の『Ella』を設置する計画があり、宿泊施設やレジャー施設、職場などの目的地に向けた有料充電サービスを展開します。認証には、三井物産とジゴワッツが共同開発したアプリ『piyoCharge』を使用し、このアプリも新たに開発されたものです。このアプリを利用することで、初めての利用者でも簡単に充電ができるようになります。

最初に設置された場所は、豊田市役所内駐車場および静岡県伊豆市の宿泊施設『arcanaizu（アルカナイズ）』です。この実証実験はまた、豊田市つながる社会実証推進協議会との連携のもと、商業施設の駐車場でも取り組んでおり、店舗との連携による充電器の実用性検証も行われています。