クラーク記念国際高等学校が贈る大型舞台公演「レッドエメラルド」実施

クラーク記念国際高等学校の舞台公演「レッドエメラルド」

2月15日と16日、クラーク記念国際高等学校が東京で大型舞台公演「レッドエメラルド」を開催します。この公演は、この高等学校が誇るパフォーマンスコースの生徒たちが中心となり、表現を学ぶ生徒たちの集大成となる舞台です。

クラーク記念国際高等学校は、日本最大級の高校の一つで、全国に63の拠点を持つ学校法人創志学園に属しています。11,000人以上の生徒が在籍し、東京キャンパス内ではパフォーマンスコースが特に注目を集めています。このコースでは、1998年の学習指導要領改定以来、「生きる力」を育成することに注力しており、午前中には一般教科を学び、午後はダンスや演技、映像制作などの専門科目に取り組んでいます。

パフォーマンスコースとその成長

このコースの生徒たちは、年に2回の大型公演だけでなく、年間10本以上のイベントにも出演しています。また、「思考力・判断力・表現力」を高める教育を実践し、演技力の向上を図ってきました。過去には、文化庁主催の「全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演」のオープニングを国立劇場で披露し、高い評価を得た実績があります。

今回の公演「レッドエメラルド」は、パフォーマンスコース唯一のオリジナル台本による作品で、原案は2学年教員の秋山が考え、脚本・演出を小山が担当しました。この作品は2014年に初演されたものですが、多くのメインキャストが必要なため、再演は見送られていました。しかし、生徒たちの演技力が向上したことを受けての再演です。彼らは様々な役を演じることで、成長と表現力を養っています。

演出や役作りは全て生徒が担当

驚くべきは生徒たちが、自身の演技だけでなく、舞台装置や衣装、大道具、小道具の製作、さらにはスポンサー集めまでをも自主的に行っていることです。この一環で彼らは、仲間との協力や責任感、自己表現の機会を得ています。彼らの努力が詰まった舞台を、ぜひ観に来てください。

舞台公演の詳細

「RED EMERALD」の公演は以下のスケジュールで行われます。

- 日時: 2019年2月15日（金）13:00～、18:00～、2月16日（土）11:00～、15:30～
- 場所: 練馬文化センター（小ホール）、練馬駅北口から徒歩1分
- 観劇料: 一般2,000円、高校生以下1,000円、全席指定（当日券あり）

特に、当日は混雑が予想されているため、事前の予約をお勧めいたします。開場の10分前までにはご来場をお願いし、未就学児の観劇はご遠慮ください。

あらすじと物語の魅力

「レッドエメラルド」は、冒険家マルコポーロの「東方見聞録」や予言者カサンドラの物語が交錯する独自のストーリーです。彼らの物語は、失われた秘宝であるレッドエメラルドを巡る運命的な騒動を描いています。この舞台では、キャラクターたちがそれぞれの目標や宿命に向かって奮闘する姿が描かれます。

公演を通じて、生徒たちの成長と情熱を感じ取っていただき、観客の皆様にも新たな感動を届けることができれば幸いです。ぜひ、「レッドエメラルド」の舞台をお楽しみください。