鹿島市から新たな酒の魅力を発信するプロジェクトが始動

酒どころ鹿島市に新たな風が吹く「一（はじまり）」プロジェクト

鹿島市は、全国的に有名な酒造りの地域であり、江戸時代から続く酒蔵が今も多く存在します。この地は、良質な米と多良岳の清水に恵まれ、古くから酒造りが盛んに行われてきました。市内には現在5つの酒蔵が残り、それぞれが独自の酒づくりを行っています。

2012年からスタートした「鹿島酒蔵ツーリズム®」は、毎年春に開催され、全国の日本酒ファンを魅了してきました。蔵開きイベントでは、酒蔵の扉を開放し、直接酒を楽しむことができる貴重な機会です。そんな中、鹿島市は新たに「酒どころ鹿島新日本酒プロジェクト一（はじまり）」を立ち上げました。

新ブランド「旬一（しゅんのはじまり）」とは

このプロジェクトの一環として、誕生したのが新ブランド「旬一（しゅんのはじまり）」です。「旬」の概念に着目し、日本酒にも食と同様に季節感があることを認識してもらうことを目指しています。春夏秋冬、それぞれの季節にふさわしい酒を楽しむことで、より深い日本酒の魅力を体感することができます。

特に注目すべきは、「光武酒造場」「矢野酒造」「幸姫酒造」という3つの酒蔵が共同でこのプロジェクトに参加し、具体的には、ふるさと納税の定期便として、年4回季節毎に異なる日本酒をお届けするという形式です。新鮮さを感じる一杯をぜひご賞味ください。

返礼品について

「旬一」の返礼品名は「酒どころ鹿島旬の日本酒定期便」、寄付額130,000円で、春（3月）、夏（7月）、秋（10月）、冬（12月）の各季節ごとに3本ずつ、計12本の日本酒が送られます。この特典は、酒蔵でしか味わえない日本酒の「旬」を全国に広める意義ある取り組みです。

予約受付は令和5年12月20日から令和6年2月28日まで行われる予定で、各種ふるさと納税サイトから申し込みができます。ネットでの予約は、楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ANAふるさと納税、ふるなびなど多岐にわたるので、興味のある方はぜひご確認ください。

プロモーションとコミュニケーション

プロジェクトの立ち上げに伴って、特設ウェブサイトも開設されています。このサイトでは酒どころ鹿島の自然や酒造りへのこだわり、新ブランドの紹介など多言語対応で詳細が掲載されています。また、プロモーション動画も作成され、鹿島の豊かな風土や酒造りの過程、旬の酒の魅力が60秒で紹介されています。観ることで、より一層このプロジェクトへの理解が深まるでしょう。

特設サイト：酒どころ鹿島プロジェクト
PR動画：プロモーション動画

鹿島市が新たに提案する日本酒の楽しみ方。その魅力を感じ取ることができるこの機会を、ぜひお見逃しなく。