株式会社明治が価格改定へ
株式会社明治は、2025年2月以降、いくつかの製品に対して価格の見直しを行うことを発表しました。具体的には、冷凍食品や粉末プロテイン、乳児用調製液状乳、栄養食品、チーズ、バターや油脂類、チョコレート、飲料など、合計116品目が対象となります。価格改定の背景には、原材料の価格が世界的な需要の拡大によって高止まりしていること、並びに人手不足やエネルギーコストの上昇による製造・流通コストの増加があるといいます。
改定の詳細
明治によると、2025年2月1日出荷分からは冷凍食品が約9~15%、さらに3月1日からは粉末プロテインや乳児用調製液状乳など、その他の製品でも約4~13%の価格が改定される予定です。特にチョコレートに関しては、改定後の出荷価格が最大で33%上昇する可能性があります。
| 粉末プロテイン | 2025年3月1日 | 約10~11% |
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| 乳児用調製液状乳 | 2025年3月1日 | 約12~13% |
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また、5月20日からはチョコレートの内容量が変更されることも併せて告知されています。具体的には、例えば「きのこの山」は74gから66gへ、また「たけのこの里」は70gから63gへと減少します。
原材料やコストの上昇
明治は、これまでも様々な対策を講じながらコスト上昇の吸収に努めてきたと説明していますが、現状の価格での販売を続けることが難しい状況になったことが、これらの価格改定の背景にあるとのことです。明治は今後も、安全で高品質な商品提供に尽力する意向を示しています。
お客様へのお願い
価格改定に際しては、消費者の理解と協力を求めるとともに、今後も商品の品質向上に努めていく旨が述べられており、消費者としても注目せざるを得ない変更点が多いことが分かります。