貸切バス事業者の安全性評価、86社が新たに一ツ星認定
貸切バス事業者の安全性評価
令和7年10月8日、国土交通省は、公益社団法人日本バス協会が実施する「貸切バス事業者安全性評価認定制度」に基づき、86社の貸切バス事業者が新たに一ツ星の認定を受けたことを発表しました。
この認定は、貸切バス事業者全体の58.5％に当たる1,974者が認定事業者として位置づけられ、安全性を確保するための取り組みが優良であることが評価されています。これにより、利用者は貸切バスを利用する際に、より安全で信頼できるサービスを期待できるようになります。
認定の概要
- - 認定年月日: 令和7年9月25日
- - 新規認定事業者数: 86者（全て一ッ星 ★）
- - 全認定事業者数: 1,974者（+86者）
- 二ツ星 ★★: 185者
- 一ツ星 ★: 697者 (+86者)
審査基準の変更
今回の認定では、運行管理を始めとする審査基準が厳格化され、次の4つの主な変更点が導入されました。
1. 運行管理についての審査基準の厳格化：安全運行のための管理体制の強化が求められています。
2. 健康管理や先進的な安全自動車の評価：健康管理と先進的な自動車技術の導入に対する評価が厳格になっています。
3. 点呼の録画やデジタル運行記録計の義務化：運行の透明性を高めるため、点呼の録画が義務付けられ、デジタル運行記録計の導入が必要とされています。
4. 評価認定マークの変更：三ツ星が新たに五ツ星に変更されるなど、認定の種類も見直されています。
新しい認定マーク
新たに認定を受けた事業者には、新しい認定マークが授与されています。このマーク変更は、業界全体の安全基準向上に寄与するものです。
認定事業者と制度について
認定を受けたバス事業者の一覧や、制度の詳細については、日本バス協会の公式ウェブサイトからご確認いただけます。この制度の導入により、安全に対する意識が高まり、業界全体の品質向上が期待されています。
お問い合わせ
問い合わせについては、国土交通省物流・自動車局旅客課へ連絡してください。
- - 電話番号: 03-5253-8111（内線41252） 直通 03-5253-8568
今回の認定は、利用者に安心・安全な貸切バスの提供を目指す重要な一歩となりました。貸切バスの利用を検討されている方は、ぜひ認定事業者をご利用ください。
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