YOSHIKIが「24時間テレビ47」にノーギャラで出演
2023年8月31日と9月1日の2夜にわたり放送された「24時間テレビ47」に、YOSHIKIが特別な形で出演しました。彼はこの番組にノーギャラで参加し、視聴者に感動を与えるパフォーマンスを披露しました。
初日のパフォーマンスは、YOSHIKIが開催していたディナーショー会場からの中継というサプライズ演出があり、チャリティーマラソンのランナーであるやす子さんを激励する「Forever Love」のピアノ演奏で視聴者を魅了しました。この驚きの登場に、やす子さんや番組スタッフは驚きと感動を隠せない様子でした。
「自分も子供の頃に父を自殺で失ったという痛みを抱えていますが、ファンのおかげでここまで歩んできました。養護施設への寄付という話を聞いて、少しでも力になりたいと思いました」と、YOSHIKIは自身の経験を交えて語りました。
2日目の放送では、両国国技館に生出演し、ディナーショーの終了直後にもかかわらず力強いパフォーマンスを行いました。この日、彼は番組に1,000万円の寄付をすることを発表し、「子どもたちに元気を与えられればと思っているので、できる限り無理をします」とコメントし、会場の雰囲気を和ませました。
今回のパフォーマンスは「Nothing is Impossible YOSHIKIが送る超ボーダーレスLIVE!」と名付けられ、特に注目されたのが、さまざまな障害を持つアーティストたちとの共演です。右手の親指以外が欠損したギタリスト・山田元気さん、視力の99%を失ったB-boy・MORIKO JAPAN、右腕のないダンサー・V.E.H.B.I、左腕のないダンサー・NIKKO、聴覚障害のあるダンサー・MAHOなど、多彩なアーティストたちがYOSHIKIと共にステージに立ちました。この特別な共演によって、「NOTHING IS IMPOSSIBLE」というメッセージが強く伝わる瞬間となりました。
さらに、YOSHIKIがプロデュースしたガールズグループ「美麗-Bi-ray-」と共演し、代表曲「Rusty Nail」を新たにアレンジした特別バージョンで演奏しました。このライブは、YOSHIKI自身の華麗なピアノ演奏と力強いドラムプレイによって高いエネルギーを生み出しました。
次の月には、YOSHIKIは米カリフォルニア州で3度目の頸椎手術を受ける予定で、活動は医師からの注意を受けながら続けています。今回のパフォーマンスが手術前の最後の演奏になる可能性が高いとされており、YOSHIKIは「皆がボーダーを超えて僕を応援しているので、頑張れそうです」と語っています。
番組の最終的なフィナーレでは、YOSHIKIの出身校とブラスバンド部とのコラボレーションで「紅」を披露し、観客を大いに盛り上げました。やす子のチャリティーマラソン完走と共に、感動的な雰囲気が広がりました。視聴者は、「皆さんの力に感謝します」といった感想をSNSに投稿し、YOSHIKIのパフォーマンスが与える影響を強く感じていることを示しました。
このように、YOSHIKIの「24時間テレビ47」への参加は、素晴らしいパフォーマンスと共感を呼ぶストーリーによって、多くの人々に感動を与えました。