KITOHA、資金調達実施
2016-10-06 20:54:02
株式会社KITOHA、第三者割当増資を実施し物流業界の未来へ
株式会社KITOHAが物流業界の革新に向けて資金調達
株式会社KITOHAは、物流業界の「見える化」をサポートするシステム「EviQA」を発表し、DANベンチャーキャピタルを引き受け先とした第三者割当増資を行いました。この資金調達により、今後の事業拡大を見据えた新たなプロジェクトに取り組んでいくことを発表しています。
EviQAとは
「EviQA」(Evidence-Based Quality Assuranceの略)は、配送のラストワンマイルをサポートするためのシステムです。このシステムは、スマートフォンを乗務員の専用端末として活用することで、従来のハンディ端末に比べて多機能で広範囲な利用を可能にします。さらに、コストダウンも図れるというメリットがあります。
このシステムの強みは、荷主から物流センター、そして最終的な納品先までの情報の流れを一貫して構築できる点です。これにより、自社の物流だけでなく、協力会社の物流状況も把握することが可能となり、高い管理レベルでの業務を実現します。具体的には、エビデンスに基づく根拠をもって、物流業務の見える化が可能となります。
新たな取り組みへの意気込み
今回は資金調達を通じて得た資本を使い、さらに発展したシステムの開発に取り組むことになります。株式会社KITOHAは、自動車及び運送業界におけるICT化を進め、AI技術を活用した安全運転促進システムの開発にも見据えています。これにより、物流業界のさらなる効率化と安全性向上を目指します。
株式会社KITOHAの概要
株式会社KITOHAは、設立からわずか10年余りで短期間で成長を遂げてきました。2013年に設立された同社は、東京都千代田区に本社を構えており、代表取締役の遠藤直樹氏が指揮を執っています。KITOHAは、物流関連のシステム開発に特化した企業として、顧客のニーズに応じたソリューションを提供し続けてきました。
引受先DANベンチャーキャピタルの役割
今回の資金調達では、DANベンチャーキャピタル株式会社が重要な役割を果たしました。この企業は、東京都千代田区内に拠点を持ち、出繩良人社長が率いています。DANベンチャーキャピタルは、成長性のある企業への投資を通じて、資本を供給し、ビジネスの発展をサポートします。
まとめ
株式会社KITOHAは、第三者割当増資によって新たな資金を確保し、物流業界の未来に向けた積極的な取り組みを進めていく意向を明らかにしました。「EviQA」による見える化の実現と、AI技術の導入により、安全で効率的な物流システム構築が期待されます。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社KITOHA
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル 11F
- 電話番号
-
03-6810-0275