中世ヨーロッパのビールが復活！幻の中世ビールの魅力とは

中世の味を現代に再現、幻の中世ビールが登場

約1000年前の中世ヨーロッパで修道院で醸造されていたビール「幻の中世ビール」が、KURAND株式会社によって2025年9月18日から販売される。このプロジェクトは、当時のビール造りの知識を生かし、現代に蘇らせることを目指している。この中世ビールは、「グルートビール」と呼ばれるもので、薬草や香草を使った独特の味わいが特徴。

中世のビール、グルートの魅力

「幻の中世ビール」は、中世の修道士や僧侶たちが自らの手で造っていたビールの復活を目指すプロジェクト。有名なホップの代わりに、スパイシーな香りを生み出す材料として「グルート」を使用。「グルート」は、何種類もの薬草や香草を独自にブレンドしたもので、当時は味を一層引き立てる手段として大変重要な役割を果たしていた。この伝統的な技法を用いて造られるビールは、今のビールとは一味違う飲み心地と風味を提供してくれる。

ビールの芳香と特長

このビールには、香りを引き立てるためにさまざまなスパイスが使われている。具体的には「オレンジピール」や「コリアンダーシード」が使用され、複雑な香りが際立っている。「ヨモギ」や「セイヨウノコギリソウ」が与える森を思わせる香りにジュニパーベリーの爽やかさが加わり、まるで森林の中で飲んでいるような感覚を味わうことができる。

複雑な味わい

味わいの面でも、このビールは他にはない特長を持っている。ヨモギやセイヨウノコギリソウが提供するほどよい苦味が、オレンジなどのフルーティな風味と組み合わさり、絶妙なバランスを生み出す。また、ハーブの爽やかさとともに心地よい苦味が口の中で広がり、クセになる味わいを生み出している。このビールはただの飲み物にとどまらず、飲む人々に新しい体験を提供する。

様々な販売プラン

「幻の中世ビール」は、330mlの容量で、アルコール度数は6％。製造元は結城麦酒醸造で、オンライン酒屋「クランド」からのみ購入可能。販売期間は2025年9月18日から10月9日までで、スピード割引プランも用意されている。具体的には、3本セットが2800円（税込）、6本セットが5280円（税込）で提供されており、1本あたりの価格も手頃。特に早期に注文することでお得に楽しむことができるのだ。

クランドが提供する新たな出会い

KURANDは500種類以上のクラフト酒を取り扱うオンライン酒屋で、幻の中世ビールもこのラインナップの一部だ。日本酒、梅酒、焼酎、ワインなど、様々なジャンルのクラフト酒が揃っており、ここでしか味わえないオリジナル商品が楽しめる。また、公式ファンページやウェブサイトを通じて、新しいクラフト酒との出会いを楽しむことができる。公式HP：https://kurand.jp

中世の風味を感じられる「幻の中世ビール」。ぜひ、この貴重な体験を逃さず、味わってみてほしい。