2025年開催、鹿児島で宇宙アーキテクト育成のシンポジウムが実現

宇宙アーキテクト育成シンポジウム2025鹿児島

2025年10月15日（水）、鹿児島県のカクイックス交流センターにて、『宇宙アーキテクト育成シンポジウム2025鹿児島』が初めて開催されることが発表されました。このシンポジウムは、九州工業大学と鹿児島県の協力のもと、宇宙ビジネスの発展と次世代の宇宙人材育成を目指しています。一般社団法人九州みらい共創の協力のもと、九州宇宙ビジネスキャラバン2025鹿児島の公認サイドイベントとして実施されます。

イベントの詳細

シンポジウムは、2025年10月15日（水）の午後1時から午後6時30分まで行われ、参加人数は200名（先着順）で無料です。申し込みはPeatixを通じて行うことができます。参加者は、近年の宇宙産業における人材育成の取り組みや各分野からの報告を受け、交流や議論を深めることが期待されています。

開催スケジュール

- 開会あいさつ（13:00～13:05）

九州工業大学宇宙システム工学研究系教授、北村健太郎氏によるあいさつでスタート。

- 第1部宇宙アーキテクト育成に向けた大学の取り組み（13:05～14:25）

文部科学省や複数の大学から専門家が参加し、宇宙アーキテクト育成に向けた取り組みを紹介。

- 第2部自治体主導の人材育成の取り組み（14:35～16:25）

鹿児島県を含む自治体の担当者が、地域における人材育成の実績について報告。

- 第3部宇宙スキル標準を用いた人材育成の取り組み（16:35～17:25）

内閣府や民間企業からの講演が行われ、具体的なスキル標準について議論。

- 第4部高等学校における事例紹介（17:25～18:30）

地元の高等学校から複数の事例が紹介され、次世代の育成プログラムについて考察。

- 閉会あいさつ

九工大の准教授、寺本万里子氏による締めくくりの挨拶でシンポジウムが終了。

資料と背景

九州工業大学は、文部科学省による宇宙航空人材育成プログラムへの採択を受け、超小型ロケットや衛星を利用した早期教育プログラムを展開しています。これにより、宇宙分野での人材不足を克服するため、幅広い視野と専門的な知識を早期から育成することが目的です。

近年、宇宙産業は急速に発展しており、それに伴う人材のニーズも高まっています。従来の専門性だけでは複雑化する宇宙開発に対応しきれない時代となりつつあり、アーキテクトと呼ばれる広範な職能を持った人材の育成がますます重要視されています。シンポジウムを通じて、宇宙に情熱を持つすべての人々にとって、貴重な学びと交流の場となることが期待されています。

是非、この機会を逃さず、事前登録を行い、宇宙ビジネスの未来についての議論に参加してください。皆様のご登録をお待ちしております。