渋谷区のスタートアップ支援プログラム「S-Startups」第3期の募集スタート
渋谷区が推進する「Shibuya Startup Support」の一環として、渋谷国際都市共創機構(SII)が運営するスタートアップ認定制度「S-Startups」の第3期が、2025年9月1日(月)から募集を開始します。今年度も、スタートアップが抱えるさまざまな課題に挑戦し、成長する機会が広がることを目的としています。
このプログラムは、スタートアップ企業が挑戦しやすい環境を整え、渋谷区民や地域社会への貢献を目指します。また、世界に向けた新たな価値の創造を促進します。昨年度までの実績として、2023年の第1期には6社、2024年の第2期には10社の認定企業が選ばれ、行政や企業との実証実験やイベント登壇などを通して、相互に成長を図ってきました。
募集テーマと応募方法
今年度の募集では、渋谷区が抱える地域課題を解決し、国際的な展開を目指すスタートアップを対象としています。渋谷の特徴を活かし、海外進出や社会貢献に注力する事業が求められています。特に、以下のような事業を行うスタートアップを歓迎します。
- - 海外市場への進出を目指す事業
- - 社会課題解決に取り組むスタートアップ
- - クリエイティブとテクノロジーの融合
- - 先端技術の研究開発
- - 多様なバックグラウンドを持つ起業家による事業
申し込みは、特設フォームから受け付けられ、受付期間は2025年9月1日(月)から10月1日(水)まで。英語または日本語での応募が可能で、サービス概要書と企画書は原則日本語で提出が必要です。詳細は公式ウェブサイトにて確認できます。
応募要件と支援内容
応募者は以下の要件を満たすことが求められます:
- - 日本に拠点を置くプレシードからアーリーまでのスタートアップ
- - 募集テーマに合致したビジネスを持つこと
- - 革新的なビジネスモデルを採用し続けていること
- - 渋谷区及び区民の課題に寄与するビジネス
- - 公序良俗に反しないこと
採択後は、渋谷区内のコミュニティ拠点で365日24時間利用可能な特典や、渋谷区及び国内企業との協業機会が与えられます。また、さまざまなイベントへの参加、海外のスタートアップとのネットワーク構築の機会も提供され、認定企業はこれらの特典を2026年から2027年まで享受できます。
Shibuya Startup Supportとは?
Shibuya Startup Supportは、国内外のスタートアップに向けた支援を目的とした取り組みです。渋谷区は文化、芸術、ファッションの中心地であると同時に、スタートアップオフィスやコワーキングスペースが多数存在する技術の拠点です。このプログラムによって、渋谷区の特性を生かして起業家たちが成長する環境を整え、イノベーションを促進する場を提供しています。
さらに、一般社団法人渋谷国際都市共創機構(SII)が運営する本制度も、以降の国際性と多様性に富んだイノベーションを創出することを目指しています。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。