神戸の食文化を五感で楽しむ語り部レストラン「KANBE」オープン

神戸の食文化を五感で体験するレストラン「FARM TO TABLE KANBE」

神戸の街に新たな魅力を加えるレストラン「FARM TO TABLE KANBE」が、11月30日にオープンします。このレストランは、神戸の食材をフル活用したフレンチ割烹スタイルで、様々な体験を提供します。この新しいレストランでは、神戸の食の源泉とも言える“水”からスタートし、地元の食材の魅力を語る、まさに語り部の存在が光る場となるのです。

食ストーリーの発信

この「KANBE」は、神戸に根ざした情熱ダイニング株式会社が取り組むプロジェクトの一環です。「Do you know KOBE？」をテーマに、神戸の食の素晴らしさを県外の方々だけでなく、地元の人にも知ってもらいたいという思いが込められています。料理を通じて、ゲストには神戸の風土や地産地消文化を感じてもらうことを目的としています。

池原晃喜代表が手掛けるプロジェクトの第1弾として誕生したKANBEでは、味わいだけでなく、視覚、聴覚、嗅覚、触覚に訴えかける体験が実現されています。このレストランでは、神戸の旬な食材を使用した特別な料理を提供し、神戸の豊かな食文化を五感で楽しむことができます。

地元食材を存分に

料理は、神戸牛や須磨サーモン、西区の新鮮な野菜をふんだんに使ったメニューが特徴です。フレンチシェフが手がけるコース料理は、神戸市産の食材が90%以上を占めるというこだわり。食事の際には、15種類以上の旬の野菜を取り入れたスープや、身がしっかり詰まった須磨サーモンのグリルなど、まさに宝物のような料理が並ぶことが期待されます。

また、ドリンクメニューも神戸にこだわり、地元の日本酒やワインなどが取り揃えられています。こうした地元の食材を使った料理は、神戸の豊かな自然と文化を体感できる機会です。

ストーリーテリングの醍醐味

レストランの魅力は、ただ美味しい料理を提供するだけではありません。語り部である大坪健次シェフが、神戸の食材や料理の背景にあるストーリーを語ることで、より深い体験を提供してくれます。シェフ自身が料理を調理し、そのラフなインタラクションを通じて料理に込められた歴史や思いが聞けるのは、このレストランならではの特権です。

大坪シェフは、料理の素晴らしさを語り、消費者と生産者の橋渡しとなることを目的としています。また、料理を通じて神戸の食材の循環の重要性も伝えたいと考えている情熱が感じられます。