特性や障がいを持つ子どもたちのためのサッカーチーム設立プロジェクト

すべての子どもたちに広がるサッカーの可能性

大阪府堺市に、特性や障がいを持つ子どもたちのための本格サッカーチーム「Teamプレイズ」がついに始動します。本プロジェクトは、子どもたちにサッカーというスポーツを通じて新たな可能性を提供することを目的としています。2025年4月に会員登録が開始されてから、わずか3ヶ月で70名以上の子どもたちが参加を希望しているとのこと。そんな子どもたちの「試合をしたい！」「もっと上手になりたい！」との声に応える形で、10月から実際のチーム活動が始まります。

日本には、ライブ屋サッカー協会がある中で、特性や障がいのある子どもたちが参加できるサッカーチームは現存していません。そこで、Teamプレイズは「どんな障がいを持つ子どもでもスポーツを楽しめる環境を自分たちで作ろう」との理念のもと、立ち上がりました。これは、日本全国の障がい者サッカー団体の中でも初の試みであり、非常に意義深い試みとして注目されています。

社会課題を理解し、共感することから

現在、障がいのある子どもたちには、サッカーだけではなく、様々なスポーツにチャレンジする機会が限られています。文部科学省のデータによると、特性や障がいを持つ子どもたちの多くは、集団での活動が苦手だったり、身体的な理由で参加できないスポーツが多いのが現状です。

学校の授業以外での経験は、特にそれに顕著です。少子化が進む日本でも、支援学校に通う子どもたちの数は増加し続けています。お休み時間には、サッカーやバスケットボールを楽しむ姿が見られる反面、彼らがチームとして公式に活動する場が全く存在しないのが実情です。こうした現状を目の当たりにした私たちは、スポーツを通じた共生社会の実現に向けた必要性をひしひしと感じています。

その取り組みの一環として、Teamプレイズでは、多くの教育現場での経験を活かしたサポート体制を構築しています。関西医療大学の学生スタッフが協力し、子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、心地よく活動できる環境づくりが進められています。

みんなで共に輝く未来を

Teamプレイズの目指すのは、障がいの有無に関わらずすべての子どもがスポーツを楽しめる、そんなインクルーシブな環境の実現です。サッカーを通じて子どもたちが夢を描ける日常を創造し、彼らの可能性を広げていくことが方針です。

活動を通じて子どもたちの笑顔溢れる未来を確実に育み、多くの保護者がその貴重な瞬間を共に味わえるプラットフォームを提供します。私たちは、一人でも多くの子どもたちがユニフォームを身にまとい、自分らしくサッカーを楽しむ日が早く訪れるよう、全力で進んでいきます。親たちが子どもたちの成長や楽しさを応援する姿は、かけがえのない思い出となることでしょう。

賛同を求めるクラウドファンディング

現在、Teamプレイズではクラウドファンディングを実施中で、広く支援を求めています。ユニフォームを纏い、ピッチでプレーする喜びをすべての子どもに与えるために、あなたの支援が必要です。ぜひ、プロジェクトに参加してみてください。詳細は以下のリンクから確認できます：
クラウドファンディング掲載ページ

私たちの活動が、特性や障がいを持つすべての子どもたちの未来をより明るくしていくことを信じて、Teamプレイズは活動を続けます。