FTIコンサルティング、日本でブランディング戦略部門を新たに設立

FTIコンサルティングの新たな展開

米国ワシントンDCに本社を置くFTIコンサルティングは、2023年6月1日付で日本におけるストラテジック・コミュニケーションズ部門に新たな専門チーム「BDI（ブランド、データ＆インサイト）」を設立した。企業やブランドが直面するさまざまな課題に対して、ブランディングやマーケティング戦略の策定を支援すると共に、幅広い領域で戦略的な取り組みを行う狙いがある。

この新設チームのリーダーには、経験豊富なマネージングディレクターである永川芳仁が就任。永川はこれまで20年以上にわたり、コミュニケーションやマーケティングに関与し、100社以上の企業に対して事業計画やリブランディング、マーケティングコミュニケーション戦略の策定を担当してきた。彼の専門知識を活かし、FTIは日本市場におけるさらなるサービス向上を目指す。

BDIの設立により、企業やブランドはブランディング、市場参入、統合コミュニケーション、レピュテーションマネジメントなど、さまざまな側面で必要な戦略支援を受けることができるようになる。FTIは、これらの戦略を通じて、効果的なコミュニケーションメッセージやコンテクストを開発し、データとテクノロジーを駆使したマーケティング活動を強化していく計画だ。

FTIコンサルティングは、財務、法務、経営、政策・規制、レピュテーション、トランザクションなど、幅広い領域でクライアントのビジネスをサポートしている。今回のBDI部門の設立は、FTIが提供するサービスのさらなる強化に寄与し、日本市場におけるポジショニングを一層強化することが期待されている。

FTIの選任された永川芳仁は、過去の経験を活かして、消費財、化粧品、医療、クレジットカード、百貨店など多岐にわたる業界での戦略策定に貢献してきた。その専門知識と実績をもって、彼はBDI部門を牽引し、クライアントに対して最適なソリューションを提供する。

FTIコンサルティングは、世界中で7,700人以上の専門家を擁し、複雑なビジネス上の課題を解決するためにクライアントと密接に協力している。2022会計年度では、30億3,000万ドルの収益を上げた実績がある。今後も各国でのサービスを通じて、企業の成長と発展を支える存在であり続けるだろう。

新たに設立されたBDI部門を通じて、FTIコンサルティングは日本市場における強力な戦略パートナーとして、企業やブランドの成長をサポートするための重要な役割を果たすことが期待されている。