石川県に本社を置く株式会社加賀屋、東京都に本社を置くアサヒビール株式会社、同じく東京都の株式会社JTBの3社が、能登半島地震の復興支援を目的に10月から協業を開始します。この取り組みの中心となるのは、アサヒビールとJTBの共創プロジェクトである「上質なナイトタイムエコノミーの創出」です。このプロジェクトの一環として、加賀屋レプラカン歌劇団のナイトタイムショーが2024年10月から12月にかけて東京都内で開催されることが決定しました。
加賀屋レプラカン歌劇団は、能登半島地震の影響で公演の機会を失っており、その活動を支えるための新たな活躍の場を提供します。公演チケットの販売は2023年8月20日から開始される予定です。
公演詳細
- - 会場: アトレ竹芝1階「SHAKOBA」。竹芝駅から徒歩3分。会場は株式会社リビタの協力で提供されます。
- - 実施日: 2024年10月11日(金)から14日(月)、11月2日(土)から5日(火)、12月6日(金)から9日(月)の12回公演を予定。
- - 時間: 平日は18:30、土日祝は18:00から開始し、各公演の所要時間は約45分。
- - 特典: 公演後にレプラカン歌劇団との記念写真撮影が楽しめます。
- - 定員: 各回60名の自由席。
- - チケット代: 特別価格4,000円(税込)で1ドリンク(スーパードライ生ジョッキ缶、GINON、颯のいずれか)とミックスナッツが付いています。
- - 申し込み方法: こちらのサイトからお申し込みが可能です。
各社の役割
加賀屋は明治39年創業で、117年の長い歴史を誇る日本旅館です。お客様への心のこもったおもてなしが評価され、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選総合一位を42回も獲得しています。現在、能登半島地震で一時営業を停止していますが、復活を目指し、おもてなしの品質を向上させる取り組みを進めています。
アサヒビールは、単に商品の開発や販売だけでなく、地域社会に貢献する活動を推進しています。今回の協業を通じて、困難を抱える加賀屋レプラカン歌劇団を支援し、地域社会の復興を後押しします。公演では、観客が楽しめるよう商品提供を行い、イベントを盛り上げる予定です。
JTBは「交流創造事業」を通じて、地域ニーズに応じた様々な取り組みを行ってきました。今回の公演においてはイベント運営の知見を活かし、北陸の魅力を国内外に発信し、支援の輪を広げることを目指しています。観光業界の課題解決に貢献しながら、地域の活性化にもつながる場を提供します。
今後の展望
こうした3社の取り組みを通じて、北陸の魅力が広がり、多くの人々がこの地域に興味を持つことを期待しています。能登半島地震の復興に向けて、長期的な支援を行うと同時に、観光産業における新たなナイトタイムコンテンツの開発を進めていく予定です。加賀屋レプラカン歌劇団の公演をはじめとした北陸の魅力を通じて、地域の文化と歴史が多くの人に伝わることを願っています。