若手社員意識調査
2020-06-12 11:40:05
若手社員の働き方意識調査、コロナ影響で変化した価値観とは
若手社員の働き方意識調査
新型コロナウイルスの影響で、20代の若手社員の働き方や価値観が大きく揺らいでいます。リ・カレントが実施した2020年度の最新意識調査では、全国の若手社員1000名を対象に働く理由やキャリア感についての本音が明らかになりました。
1. 働く理由を持たない若手社員
調査結果によると、なんと9割の若手社員が「自分が何のために働くのか」という理由を明確に持っていないことがわかりました。多くの回答者が、「そのようなことを考える機会がなかった」と答えており、現代の若手社員が仕事観について考えを巡らせることは難しい状況にあるようです。
2. 承認欲求の高まり
一方、職場では「喜ばれたい」「認められたい」という気持ちが強く表れており、全体の約7割がこのような貢献・承認欲求を抱いています。リモートワークや外出制限の長期化により、他者への貢献欲求が高まったとも考えられます。
3. コロナの影響で揺らぐ価値観
新型コロナがもたらした変化については、51%以上の若手社員が「仕事観やキャリア観が大幅に変化した」と答えています。特に、社会に与える影響や企業の危機対応を目の当たりにする中で、自分のキャリア認識が揺らいでいるとのことです。
4. 職場での報酬観
仕事に対する報酬について尋ねたところ、半数以上の若手社員が「時間拘束に対して報酬が支払われている」と回答しました。これは、「成果に対して報酬が支払われている」と感じている人が少ないことを示しています。
5. 人と一緒に働く意義
働く仲間に対しては「役に立ちたい」「喜んでもらいたい」という気持ちが強く、これも若手社員が持つ承認欲求に関係していると言えます。総じて、20代の若手社員たちは職場の人々との関係性が非常に重要であると考えているようです。
6. 新たな戦略が必要
この調査結果からは、若手社員が自身の働く理由やキャリアについて自信を持てない現状が浮き彫りになっています。今後、企業はこうした若手社員に対して「何のために働くのか」「どのように働き続けるか」を問い直す支援がますます求められるでしょう。
7. リ・カレントの取り組み
リ・カレント株式会社は、こうした若手社員の育成に向けた取り組みを強化しています。従来の教え込むスタイルではなく、若手社員自身が学ぶ力を引き出す定義や設計を提供しており、組織全体が共に成長できるような環境づくりを進めているのです。
おわりに
この調査結果は、現代の働き方がどのように変わりつつあるのか、そして企業がどのように対応していくべきかを考えるきっかけとなるでしょう。若手社員が心から納得できる働き方を見つけるために、社会全体での取り組みが必要です。
会社情報
- 会社名
-
リ・カレント株式会社
- 住所
- 東京都新宿区新宿2-1-9JESCO新宿御苑ビル6階
- 電話番号
-
03-5362-1537