2024年11月27日、東京。Puzzle Ring Factory(以下、PRF)は、営業開発担当者(SDR)の業務を効率化するために、AIを活用したサービスを展開するAiSDR(エーアイエスディーアール)とのパートナー契約を締結したことを発表しました。この提携によって、PRFは日本市場での営業コストを削減し、よりスピーディーな営業活動を実現することを目指します。
AiSDRとは?
AiSDRは、営業プロセス全体を自動化し、新規顧客を見つけるだけでなく、パーソナライズされたメッセージを様々なコミュニケーションチャネル(メール、LinkedIn、SMS)を通じて送信するソリューションです。これにより、企業は新たに営業担当者を雇うことなく、商談を自動で設定することが可能になります。
同社は、7億人以上のデータベースを有し、見込み顧客を効率的に発見し、関係構築を行うアプローチを取っています。特に強調されるのは、日本語を含む多様な言語に対応可能である点です。これにより、日本企業が海外顧客と効果的にコミュニケーションをとる助けとなります。
PRFの期待
PRFの代表取締役である中島隆行氏は、今回の提携を以下のように説明しています。「AiSDRは、言語や時差の障害を克服し、グローバル事業やインバウンド事業を支援する画期的なソリューションです。特に、中小企業にとっても利用しやすい月額モデルが魅力で、海外展開をしたい企業に強力なサポートを提供します。」
また、PRFは2035年に向けて70社の導入を目指すとし、先進的なグローバル戦略を求める企業との連携を広げる予定です。これにより、BPOプロバイダー、コールセンター、デジタルマーケティング企業などとのパートナーシップも進めることになります。
営業業務の自動化がもたらすメリット
AiSDRを導入することで、営業開発に関わる負担やコストを大幅に削減できるのは明らかです。従来の営業担当者を雇う際には多くの時間と人件費がかかるため、企業は負担を強いられていました。しかしAiSDRの提供するフレキシブルなサービスを利用すれば、従来の1/10のコストで迅速に導入が可能です。
さらに、商談設定にかかる時間やコストを削減することで、営業チームが本来注力すべき業務に専念できるようになります。これまで課題とされていた現地人材の確保や採用の煩雑さから解放されることで、よりスムーズなグローバル展開が実現するのです。
結論
PRFがAiSDRとの提携を通じて、営業プロセスの自動化を推進することで、日本企業の海外進出が加速することが期待されます。特に中小企業にとって、海外顧客の獲得が容易になり、ビジネスの成長を支える新たな道筋が開かれるでしょう。この提携がもたらす成功事例に今後注目していきたいところです。