ぬいぐるみ型認知症ケアAI『AOGUこころ』の実証実験開始
AOGU株式会社が開発したぬいぐるみ型認知症ケアAI『AOGUこころ』、愛称は『ここちゃん』が、渋谷区で実証実験をスタートします。この取り組みは、渋谷区の実証実験事業「Testbed City Shibuya」に採用され、2026年6月17日からモニターの募集が始まります。対象は、渋谷区に在住の20名で、最大3か月間、各ご家庭での実証が行われる予定です。
背景
現在、日本における認知症患者およびその予備群を含めると、高齢者の約4人に1人が影響を受けていると言われています。このことは、社会全体にとって深刻な課題であり、日常生活の支えや、ひとり暮らし高齢者の見守りが求められています。AOGUは「認知症に悩む方々とそのケアを行う家族を、柔らかなテクノロジーで支える」という理念を掲げ、最新の生成AI技術を活用した『こころ』で新しいケアの形を提案します。
実証実験のこと
渋谷区の「Testbed City Shibuya」は、新しい技術を社会に実装するためのスタートアップ支援を行うプロジェクトです。AOGUはこのプログラムに参加することとなり、今回の実証実験を通じて、AIパートナー『ここちゃん』が認知症の方々の心の安定や日常生活の質向上、また家族やケアラーの負担軽減に寄与できるのかを検証していきます。
モニター募集について
モニター募集は2026年6月17日から始まり、渋谷区在住で認知症の家族がいる人を対象に最大20名を募ります。参加者は居住形態にかかわらず、同居または別居であっても申込可能です。
AOGUこころ(ここちゃん)とは
『AOGUこころ』は、認知症ケアに特化したぬいぐるみ型の会話AIです。ユーザーの病歴や症状に応じたパーソナライズされた対話を行うことができ、心の安定を図るためのやさしい言葉をかけます。また、家族向けのアプリからは日々の様子を簡単に把握でき、必要なメッセージを『ここちゃん』を通じて伝えることが可能です。これまでに100名以上のトライアル実績もあります。
企業の代表コメント
AOGUの坂田惟之CEOは「認知症となった方々が、変わらずに自分の人生を歩んでいける世の中を実現したい」との思いからこの企業を設立しました。渋谷区との連携を通じて、お互いが心安らかに過ごせる地域づくりに貢献していくと述べています。
渋谷区からの期待
渋谷区の産業観光文化部は、この実証実験を通じて新たな技術を用いた支援方法の創出と、区民にとっての安心感が生まれることを期待しています。
会社概要
AOGU株式会社は、東京都中央区に本社を置き、認知症ケアAIパートナー『AOGUこころ』の開発・販売を行っています。企業の詳細やサービスについては、公式ウェブサイトをご覧ください。