ブルーボックスの新施策
2025-07-15 15:25:23

愛知県のブルーボックス、全支店でスマートロック導入拡大へ

愛知県のブルーボックスが全支店にスマートロックを拡大導入!



愛知県を基盤とする賃貸管理及び仲介業務を展開している株式会社ブルーボックスが、スマートロックの全支店導入を決定しました。この施策は、株式会社ビットキーの暮らしのコネクトプラットフォーム「homehub」を活用し、鍵交換業務の効率化及びコスト削減を目的としています。

スマートロック導入の詳細



ブルーボックスは2024年4月より、自社が管理する住宅の入口や各住戸にビットキーのスマートロックを設置すると発表しました。入居者は登録したメールアドレスによって鍵の登録を受け、スマホアプリ「homehub」を通じて、ICカードや暗証番号を用いた鍵の解錠が可能になります。これにより、入居者は都合に応じた鍵の解錠方法を選択でき、知人や家族にデジタル形式の合鍵を送付することも可能となります。退去時には自動的に鍵情報が削除される仕組みです。

取り組みの効果



この取り組みにより、ブルーボックスは以下のような大きな効果を得ることが期待されています。

1. 移動時間とコストの削減: 鍵交換に伴う移動時間は往復で1~2時間かかる場合が多く、高速道路を利用することもありました。スマートロックの導入でキーレス化が実現し、これまで必要だった移動時間やそこにかかるコストが大幅に削減されました。

2. 従業員の働きやすさの向上: 鍵交換業務は通常日中業務終了後に行われていましたが、スマートロック導入によって現地訪問の必要が減少し、従業員の負担が軽減されました。

3. 年間約250件の鍵交換委託費用の削減: 入居者の退去に伴い、空室の鍵のやり取りを外部に委託していた場合があるため、スマートロック導入によりこの委託作業が年間約250件減少することが想定され、効率化とコスト削減に貢献します。

取り組みの背景



ブルーボックスがこの施策を進める背景には、少子高齢化や空き家の増加など、社会環境の変化が挙げられます。同社は単なる物件管理業務を超え、コワーキングスペースやシェアハウスなどの多角的なビジネス展開を目指し、新たな収益源の確保に取り組んでいます。スマートロック導入もその一環であり、初期投資なしで月額料金から導入を進められる点が、サブスクリプションモデルと高い相性を持つと評価された結果です。

株式会社ブルーボックスのコメント



中部圏事業本部の保証部次長である森清栄慈氏は、「スマートロック導入後の効果を実感している」と述べ、実際に導入した物件では移動時間やコストが大幅に削減されたと報告しています。愛知県ではスマートロックがまだ一般化していないため、入居者や仲介会社へのサポートが必要ですが、導入後には入居者からの好評を得ており、今後さらなる普及を目指しています。

今後の展望



ブルーボックスは、さらに管理物件の6割を占めるサブリース物件へのスマートロック設置を優先的に進める計画です。また、業務の効率化を図りながら、収益率の高いサブスクリプション型サービスの強化に努めていく意向です。

まとめ



この取り組みにより、ブルーボックスは業務効率と入居者の利便性を両立させる新たな時代の賃貸管理を目指しています。今後の進展に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ビットキー
住所
東京都中央区京橋3丁目1−1東京スクエアガーデン 9F
電話番号

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