ストックマーク、初のプライバシー国際規格を取得
ストックマーク株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:林達)は、国内初となるプライバシー情報保護の国際規格「ISO/IEC 27701」の認証を取得したことを発表しました。この認証は、同社が提供する製造業向けAIエージェント「Aconnect」に適用されており、安全な情報管理と保護体制の強化に寄与します。
生成AIとセキュリティの課題
近年、業務効率化や新たな価値の創出を目的とした生成AIの活用が進む一方、特にエンタープライズ企業においては、入力した情報の漏洩や個人情報の不適切な扱いに関連するセキュリティへの懸念が高まっています。これらの懸念は、生成AIの導入を阻む大きな障壁となっています。また、AIの社会的な浸透が進む中で、企業は倫理的に技術を扱い、信頼性の高いAIを構築する責任が求められています。
ストックマークは、創業以来、エンタープライズ企業のお客様に安心してサービスを利用してもらうため、セキュリティ体制の強化に取り組んできました。すでに取得している「ISO/IEC 27001」および「ISO/IEC 27017」に加え、「ISO/IEC 27701」の取得により、情報保護の鉄壁の体制が国際的に認められる形となりました。
確立されたセキュリティ体制
今回の「ISO/IEC 27701」認証は、「Aconnect」における個人情報の取り扱いをカバーしています。この認証取得によって、ストックマークは以下の三つの国際規格に準拠していることを証明しています。
1.
ISO/IEC 27001:組織全体の情報セキュリティ管理体制の構築及び運用
2.
ISO/IEC 27017:クラウドサービスに特化した情報セキュリティ対策
3.
ISO/IEC 27701:個人情報の管理および保護の国際的基準の遵守
これらの認証により、ストックマークは組織とクラウド環境、さらには個人情報保護の各側面から、強固かつ包括的なセキュリティ体制を構築しています。これにより、顧客が「Aconnect」を安全に利用できることが約束され、特にエンタープライズ企業におけるセキュリティ懸念が払拭されます。
「Aconnect」の詳細
「Aconnect」は、業務を理解したAIが情報を迅速に探し出し、気づきを届けるサービスです。ビジネスニュースや論文、特許及び社内文書などの情報源から、必要なデータを収集・整理し、開発現場の意思決定をサポートします。
こちらから「Aconnect」の詳細をご覧いただけます。
ストックマーク株式会社の企業情報
ストックマーク株式会社は、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」というミッションのもと、生成AI技術を用いた数々の企業変革を支援しています。自社開発のAIエージェント「Aconnect」や、企業のデータを構造化する「SAT」などのサービスを通じて、企業のナレッジマネジメントや業務の効率化を促進しています。
- - 会社名:ストックマーク株式会社
- - 所在地:東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
- - 設立:2016年11月15日
- - 代表者:林 達
- - 事業内容:生成AI技術を活用したサービスの開発および運営
- - 公式サイト