ユンサナ初ファンコン
2024-09-19 11:11:32

YOON SAN-HAが魅せた初のソロファンコンの熱気と感動

2024年9月、K-POPグループASTROの最年少メンバーであるYOON SAN-HA(ユンサナ)が、日本にて初のソロファンコンサート『Dusk Till Dawn』を開催しました。このイベントは、9月14日と15日にNHK大阪ホール、17日と18日に大宮ソニックシティ大ホールの計4公演で行われ、多くのファンが集まりました。ユンサナは8月6日に韓国でリリースした初のミニアルバム『DUSK』の全曲に加え、J-POPの名曲やASTROの楽曲を生バンドの伴奏と共に披露。さらに、ファンミーティングパートでは、自身の過去や現在、そして未来について語り、ファンとの深い絆を表現しました。

公演は「キツネ星」の柔らかな響きから始まり、ユンサナは自己紹介を通じて観客を魅了しました。この曲は彼が作詞・作曲を手掛けたもので、聴衆に暖かさを届けたいという思いが込められています。その後、ファンから募ったおすすめ曲を紹介するコーナーでは、HYの「366日」やSMAPの「世界に一つだけの花」などが取り上げられ、ユンサナは自身の楽曲に引っかけて観客と共に楽しい時間を過ごしました。

特に印象に残ったのは、ファンからの質問コーナー<Dusk or Dawn>。ユンサナは自らの小学5年生時代を思い出しながら、どのように歌手の道を歩み始めたのかを語りました。また、16歳でデビューを果たした彼は、若いファンに対して夢を追い続ける励ましのメッセージを送りました。この部分は多くのファンに感動を与え、会場は温かい雰囲気に包まれました。

後半は、エネルギッシュなパフォーマンスが繰り広げられ、ユンサナはライダースジャケットに身を包み、ロックなスタイルで観客を盛り上げました。「BLEEDING」や「Dive」などの曲では、彼の力強いボーカルが会場全体に響き渡り、観客も一体となって楽しむ姿が見られました。

さらに、バラード曲「Rain Down On Me」で感情を込めたパフォーマンスを披露したユンサナは、ファンの期待に応え、アンコールではASTROの「24 Hours」を披露。日本語の歌詞を取り入れるサプライズもあり、一層の感動を呼び起こしました。また、観客はユンサナの応援のスローガンを掲げ、彼をサポートする姿が印象的でした。

「一人でのファンコンは初めて」と語るユンサナ。その背後には彼を支えるファン、AROHAとの特別な絆が横たわっています。最後に彼は、今後もさらに成長し続けることを誓い、ファンへの感謝の言葉を伝えました。

このファンコンサートは、ユンサナの音楽への情熱や人柄、そしてファンへの深い愛情が感じられる素晴らしいステージでした。ファイナルは10月5日・6日に韓国・ソウルで迎えるとのこと。今後の彼の活動にも注目です。

取材・文/坂本ゆかり


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