岡山大学の挑戦
2025-01-28 01:33:51

岡山大学、地域中核研究大学強化に向けた新たな挑戦

岡山大学、地域中核研究大学強化に向けた新たな挑戦



岡山大学は、2025年に向けて「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に参加し、新たな学問の苑の構築に挑んでいます。1月17日、JSPSの伴走チームによる岡山大学のサイトビジットが実施され、大学の執行部との意見交換や事業の進展状況の確認が行われました。この訪問には、文部科学省を含む17名の関係者が訪れ、岡山大学の研究力向上に向けた取り組みを見守りました。

意見交換と未来へのビジョン



この訪問では、岡山大学の那須保友学長やJ-PEAKS担当の副理事らが、事前に設けられた質問事項に対して回答し、その後に行われた質疑応答が活発に繰り広げられました。意見交換後には、J-PEAKSプロジェクトの推進拠点や、新たに建設中の「共創イノベーションラボ」を視察しました。このラボは、アカデミア、自治体、産業界との連携を図り、知識の共創を促進する場を提供することを目的としています。

光合成研究の最前線



また、岡山大学の高等先鋭研究院が進める「植物・光エネルギー開発拠点」の拠点長である沈建仁教授が、人工光合成を実現するための素材開発のビジョンについて説明しました。そして、クライオ電子顕微鏡を活用した研究や、光化学系II複合体の解析の様子なども披露されました。これにより、岡山大学の研究が地域のみならず、国際的にも通用するものであることが強調されました。

デジタル田園健康特区での取り組み



さらに、鹿田キャンパスへ移動し、国家戦略特区であるデジタル田園健康特区における医療制度改革の進捗についても紹介されました。デジタル技術を駆使した新しい医療制度の実現に向け、岡山大学が果たすべき役割や展望が語られました。とりわけ、VR技術を用いたドクターカーの教材化や実物の視察も行われ、医療現場においてデジタル技術がどのように活用されるかが具体的に示されました。

未来への期待



J-PEAKSは、岡山大学が抱える研究力の向上と地域の発展を促進するための重要なプロジェクトです。岡山大学の長期ビジョンである「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現に向け、地域社会と大学のネットワークが一体となって研究やイノベーションの力を高めていくことが期待されます。

総括



今回のサイトビジットを通じて、岡山大学の執行部や関係者は、変革の必要性を実感し、地域中核研究大学としての役割を果たすための新たな挑戦に向けた意識を共有しました。今後も岡山大学の進展に注目を集めるとともに、地域とともに歩むその姿勢に期待が高まるばかりです。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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