光JSみらいシリーズウェビナー第2弾の開催
光JSみらいが主催するシリーズウェビナーは、8月25日(日)に第2弾を迎えます。前回の「移動する子どもたちの言語と心」は、早稲田大学の福島青史教授をお招きし、150名以上の参加者が集まり、複数言語に関する貴重な知見を得る機会としました。多くの質問や感想が寄せられ、参加者同士の交流も深まりました。
今回の第2回目では、留学中の日系ブラジル人、土橋フェルナンド諭さんが登壇します。土橋さんは、日本で生まれ日本語のみで育った幼少期から、両親がブラジルに帰国する準備を始めたことがきっかけで、学校でも家庭でもポルトガル語を使う生活に変わりました。一変した言語環境の中で、彼はどのように自らのアイデンティティを形成していったのか、その生い立ちと心の動きをお話いただきます。
土橋さんの経験は、言語や文化がどれほど人の心に影響を与えるのかを考えさせる内容です。特に彼は、2つの国と2つの言語の間で育ったことで、「ふたつの故郷」と向き合う中での葛藤や成功を体験してきました。
このウェビナーは、オンラインで行われ、参加申し込みはPeatixを通じて受け付けています。日本時間で午前9時から10時までの間に開催される予定です。参加費は無料ですが、寄付を希望する方には800円から10,000円の選択肢があります。寄付金は、子どもたちの未来を支える活動に活用されるとのことです。
ウェビナー当日参加が難しい方も、後日アーカイブで視聴が可能ですので、どなたでも申し込むことができます。この貴重な機会にぜひ参加して、多文化共生の重要性を学び、理解を深めてください。
開催概要
- - 日時: 2024年8月25日(日)AM 9:00〜10:00
- - お申し込み: こちらからどうぞ
- - 参加費用: 無料(寄付の選択可)
- - 開催方法: オンライン(Zoom)
講師紹介
土橋フェルナンド諭さん:
日本で生まれ、9歳で家族と共にブラジルへ渡った土橋さんは、サンパウロ大学で学位を取得後、2021年よりJICA奨学金を得て京都大学大学院修士課程で研究を開始。現在は日本財団奨学生として、同大学院博士課程に在籍し、応用生命科学に関する研究を行っています。
このイベントを通じて、参加者が自身の経験や背景をもとに新たな視点を得られることを期待しています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。