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118年の歴史を誇る老舗うなぎ屋が冬季限定メニューを発表

東京都豊島区に位置する株式会社宮川は、118年の歴史を持つ老舗うなぎ専門店です。代表取締役の八馬誠氏のもと、同店は環境への配慮、「SDGs」に基づいた新たな試みに挑戦しています。その一環として、冬季限定で「うなぎ丸焼き鍋」と「白焼き雑炊」を2025年12月から2026年3月までの期間、販売します。

SDGsへの挑戦

創業当初から多くの人々に愛されてきた宮川ですが、今回のメニュー開発においては特に余った部分への活用に力を入れました。これまで捨てられていたうなぎの頭や骨の部分を活用し、美味しい出汁を取るための試行錯誤が続けられました。その結果、旨味が凝縮された濃厚でありながらも後味がすっきりしたスープが完成しました。

こだわりのメニュー

新たに登場する「うなぎ丸焼き鍋」は、うなぎを筒状のままで焼き上げ、香ばしさと脂の旨味を存分に味わえる一品です。これに多様な野菜を加えることで、食べ飽きしない味わいに仕上がっています。さらに「白焼き雑炊」は、丸焼き鍋と同じスープを使って卵でとじた絶品料理です。

うなぎつくね

鍋の具には、捌いたときに出るうなぎの部位を使った「うなぎつくね」を加えました。特に軟骨がついた肉の部分をすり鉢で丁寧にすり、絶妙な食感に仕上げています。この具材が、鍋の全体的な調和と風味を引き立てます。

手間暇かけた出汁

600匹分のうなぎの頭から取った出汁は、まさに老舗の技術が結集した逸品です。雑味を取り除くために一日かけてじっくりと時間をかけて炊き上げられ、深い味わいが楽しめるスープとなっています。うなぎ鍋1杯には約10匹分、白焼き雑炊1杯には約5匹分の出汁が使用されており、実際に食べてみるとそのこだわりが感じられます。

予約が必須の冬季限定メニュー

「うなぎ丸焼き鍋」と「白焼き雑炊」のセットは、店内飲食で1人前6600円（税込）、酒のアテとセットにした場合は7700円（税込）で楽しめます。販売は12月から3月までの冬季限定で、予約が必要ですので、事前に計画を立てておくことをお勧めします。

店舗情報

大塚うなぎ宮川の店舗は、70席と非常にゆったりとしたスペースを確保しています。1階には40席、2階には団体用の30席もあり、幅広いニーズに応えられる作りとなっています。営業時間は昼11:30から14:00、夜17:00から21:00まで、定休日は日曜と祝日です。詳細情報は公式ウェブサイトにアクセスして確認できます。

老舗うなぎ屋の新たな挑戦は、ただの美味しさだけでなく、環境への配慮も忘れない一歩です。この冬、ぜひともその味を堪能し、地域に根ざしたお店の温もりを感じてみてはいかがでしょうか。

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