南極の味を体験!鳥貴族が再現した巨大焼き鳥展が開催中
大阪市に本社を置く株式会社鳥貴族が、東京農業大学「食と農」の博物館で現在展開している企画展「南極飯!」に参加し、第1次南極地域観測隊が食べたオオトウゾクカモメの巨大焼き鳥を再現しました。この展示は、南極という極限環境における「食」の重要性にスポットを当てている点が特徴です。
企画展「南極飯!」では、食が科学を支えるという視点から、南極での観測隊員の健康維持のために提供される食事の重要性を伝えています。極寒の環境で長期間過ごす観測隊員にとって、食事は生死を左右する重要な要素であり、この展示を通じてその食の変遷を知ることができます。特に、鳥貴族が手掛けたオオトウゾクカモメの巨大焼き鳥は、実際に使用される予定だったレシピを元にチェックされた食材で制作されたリアルなサンプルとして展示されています。
鳥貴族のこだわり
鳥貴族は、顧客に「おいしい」と感じていただけるよう、国産鶏肉の鮮度に対して強いこだわりを持ち、自店で1本1本丁寧に串打ちを行い、提供する焼鳥を追求してきました。長年の経験で培った技術を活かし、味わいと価格の両方で満足できる商品を提供し続けています。今回の展示協力は、単なる再現にとどまらず、鶏肉や焼鳥に関する専門的な知識が生かされた結果です。
企画展「南極飯!」の魅力
この企画展は、南極をテーマにした様々な展示内容がそろっています。特に、観測隊員のスケジュールや観測船「しらせ」の紹介、ペンギンやアザラシの標本展示、南極の自然現象を示すパネルなど多岐にわたる内容が楽しめます。また、65年以上前の観測隊員の食事を紹介するコーナーもあり、当時の食事法を知る貴重な機会となっています。
再現されたオオトウゾクカモメの巨大焼き鳥は、当時の рецеп溶’sを元にしたサンプル展示として設けられており、訪れる人々の注目を集めているほか、南極観測隊の食を支える企業のコーナーも設けられており、観客に新たな知識を提供しています。
また、展示は2024年3月29日まで続きますので、観覧は無料で、日曜日や月曜日、祝日を除く平日にはいつでも訪れることが可能です。ぜひ、南極に思いを馳せながら、食との関わりを考える機会として訪れてみてはいかがでしょうか。
展示の詳細
- - 開催場所: 東京農業大学「食と農」の博物館
- - 展示期間: 2024年10月18日(金) - 2025年3月29日(土)
- - 開館時間: 9:30 - 16:30
- - 休館日: 日曜日、月曜日、祝日、大学で定めた日
- - 入場料: 無料
まとめ
今回の展示を通じて、鳥貴族が南極の食文化に貢献している一方で、南極での観測隊員の健康を支えるための食の重要性を再認識させられる機会となっています。未来に向けての食文化の進化と、極限環境での「食」と「農」の相互作用について考えるきっかけをこの展示が提供してくれることでしょう。是非、多くの方に足を運んでいただきたいと思います。