滋賀県のスキー場「グランスノー奥伊吹」が大規模リニューアルを発表

滋賀県米原市に位置する「グランスノー奥伊吹」が、2025-26シーズンに向けて総額9億8000万円を投じて大規模なリニューアルを実施することを発表しました。このリニューアルにより、スキー場のレンタル施設が大幅に改善されるだけでなく、新たなサービスや快適な環境が整うことが期待されています。

レンタル施設の大幅拡張

「グランスノー奥伊吹」のレンタル施設は、面積を2.5倍に拡張し、スキーやスノーボードの板やブーツ、さらにブランドウェアを含む5000セットのレンタル用品の完備を目指します。これにより、スキー・スノーボードを初めて体験する方でも、手ぶらで訪れても安心して楽しむことが可能になります。

また、各種のコインロッカーも増設され、1200台から2500台に増えるため、荷物の管理もスムーズになります。新たに設置されるエスカレーターや、快適な更衣室、トイレなども完備され、利用者の移動の利便性が格段に向上する見込みです。

オープン日と営業期間

新しいスキーシーズンのオープン日は、なんと西日本最速の11月14日。2026年4月12日までの150日間が営業予定です。この長期営業を通じて、利用者には充実したウィンターレジャーを提供する意向です。特に昨シーズン導入した最新型の人工降雪機を活用し、毎日525トンもの造雪量を目指しています。

トレンドを取り入れた最新ウェア

リニューアルの一環として、近年のトレンドを反映させたお洒落なアースカラーのウェアも新たに1000着が入荷予定です。これにより、ファッション性の高いスキーウェアが充実し、利用者はスタイリッシュにゲレンデを楽しむことができます。

エンターテイメント性も向上

「グランスノー奥伊吹」では、レンタルハウス内に最新のグランスノーラジオが設置され、FM局のプロDJによる音楽やメッセージが流れるエンターテイメント性も取り入れられています。これにより、ゲレンデ内の雰囲気を盛り上げ、訪れる人々に特別な体験を提供します。

今後への展望

「グランスノー奥伊吹」の経営理念は「2070年、地域の子供たちにスキーを」とし、持続可能な未来への取り組みを進めています。大規模なリニューアルを経て、地域のスキー文化を支える存在としてさらなる発展が期待されます。ウィンターレジャーを楽しむにはぴったりのスポット、ぜひ今年のシーズンも楽しんでみてはいかがでしょうか。