公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、DIGGLE導入で新たな運営体制へ
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが、未来の子ども支援をより効率的に行うためにコラボラティブ経営管理サービス「DIGGLE」の導入を決定しました。2024年12月より本格的に運用を開始することで、管理会計の業務高度化を目指し、経営意思決定のスピードと質の向上を図ります。
DIGGLE導入の背景
近年、公益団体において業務効率化は重要なテーマとなっています。セーブ・ザ・チルドレンでも表計算ソフトでの管理が煩雑で、同一部門内であっても各チームが異なるフォーマットを利用するなど、運用が属人化していました。この状況を改善するために、事業部主体での運用を構築する必要性がありました。また、寄付金や助成金の管理が難しく、特にプロジェクトごとの数値管理が煩雑化しているという課題も抱えていました。
DIGGLEがもたらす期待される効果
DIGGLEの導入により、以下の効果が期待されています:
- - 管理会計プラットフォームの統一:予算策定や見込管理において従来の表計算ソフトを使った集計工数を削減し、属人化を解消。このことで意思決定者の確認コストも軽減されます。
- - リアルタイムの数値管理:指定寄付金と無指定寄付金の収益化タイミングや、助成金の使用期限、プロジェクトごとの収支を見える化することで、予算アロケーションなどの意思決定の質が向上します。
- - 事業部主体の運用確立:導入が進むことで、各事業部が主体的に運営できる体制が構築されます。
DIGGLEの評価ポイント
DIGGLEを導入する際、以下の点が評価されました:
- - 公益団体特有の機能への対応:公益社団法人が抱える特有の会計処理に対して柔軟に対応できる機能が備わっていました。
- - 事業部を巻き込む仕組み:事業部全体が予実管理にスムーズに移行できる設計となっています。
- - サポート体制の充実:カスタマーサクセス担当者による手厚いサポートが期待されています。
- - コンサルティングの可能性:豊富な経験を持つサポートチームによる業務設計についての期待が寄せられています。
セーブ・ザ・チルドレンからのコメント
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの財務企画部長である菊池卓郎氏は、「私たちの目指すのは全ての子どもに『子どもの権利』が実現される世界です。そのためには収入や支出の適切な管理が不可欠です。DIGGLEを導入することで、私たちの運営がより効率的になり、成果を最大化できることを期待しています。」とコメントしています。
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンについて
この団体は1919年に英国で設立され、全ての子どもが生き、育ち、守られ、参加できる社会を実現するために、世界約120ヵ国で子ども支援活動を展開しています。日本では1986年に法人化され、これまで多くの活動を続けてきました。
DIGGLE株式会社について
DIGGLE株式会社は、「Dig the Potential」を企業のミッションとし、企業の成長可能性を最大化するための経営管理サービス「DIGGLE」を提供しています。今後もこの分野で市場をリードし続けることが期待されています。
最後に
このDIGGLEの導入により、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは子ども支援における新たなステージへと進化することでしょう。より効果的な運営を通じて、彼らのビジョンが実現されることに期待が寄せられています。