初開催『WAVES vol.1』、アートの饗宴
会期: 2024年9月25日(水)~10月1日(火)
会場: 大丸京都店5階 ほっとスポット
入場料: 無料
アートファン注目のイベントが、2024年9月25日から10月1日までの期間、大丸京都店で行われる。なんと、京都芸術大学の通信教育課程洋画コースの教員や卒業生による作品展『WAVES vol.1』が初開催される。
この展示は、様々なアートスタイルを持つアーティストが自らの創作物を発表する場で、入場は無料で楽しめるのが嬉しいポイントだ。参加するアーティストたちは、個々の独自の視点で描いた作品を通じて、観る人々に新たな感動を提供する予定だ。
【参加アーティストの紹介】
パートとして参加するアーティストらは、さまざまな受賞歴を持つ実力派ばかりだ。たとえば、富士篤実さんは2004年に京都造形芸術大学の大学院で修了し、現在は非常勤講師として教壇に立っている。彼の作品「Dairy」と「いつか。きっと。かえる。」はともにアクリル絵具を使用しており、直感的な表現が光るものだ。
また、島村薫さんは2022年の二科展で特選を受賞。彼女の「flowerscape」や「stillness」は、油彩を使ったキャンバス作品で、美しい色合いや質感を引き立てている。
池田千里さんも注目の存在で、2022年に国立新美術館での企画展示で受賞経験がある。彼女の作品「日日(F)」や「日日(L)」は、油彩で描かれたキャンバス作品で、深いテーマが込められている。
小林知里さんと大路誠さんの作品も見逃せない。特に、大路さんの「月灯り」は視覚的なインパクトが強く、展示空間を一層魅力的にすることだろう。
さらに、藤田つぐみさんは東京藝術大学の特別な経歴を持ち、彼女のミクストメディア作品「LOST VERGIN」は、視覚芸術の新たな側面を感じさせる作品となっている。
ライブドローイングの実施
期間中、特別イベントも開催予定だ。9月29日には富士篤実さんによるライブドローイングが行われる。ペンと水彩、色鉛筆を用いた即興の制作過程を観覧でき、出来上がった作品は税込7,700円で購入可能。各回の観覧も無料だが、立見席となるため、早めの来場をおすすめする。
このように『WAVES vol.1』は、訪れる人々に新たな創作の息吹をもたらす展覧会となるだろう。多様な作品を一堂に楽しむことができる貴重なチャンスを、ぜひお見逃しなく!