金沢工業大学でのオンライントークイベント
2024年3月5日、金沢工業大学の五十嵐威暢アーカイブで特別なオンライントークイベントが開催されます。このイベントでは、元『アイデア』(誠文堂新光社)の編集長である室賀清徳氏をゲストに迎え、「デザインアーカイブの実際ー五十嵐威暢アーカイブを事例に」というテーマでの議論が交わされます。
デザインアーカイブの重要性
近年、日本のデザインアーカイブについての関心が高まっており、その必要性が強調されています。しかし、実際にその運営や収蔵作品がどのようなものかを理解できる機会は少ないのが現状です。このトークイベントでは、五十嵐アーカイブの運営に関する具体的な情報や、展示作品についての知識を深めることができます。
室賀清徳氏の紹介
室賀氏は1975年に新潟県の長岡市で生まれ、グラフィックデザインやタイポグラフィ、ビジュアルカルチャーに関する専門家です。その経験を活かし、出版物の編集や教育に力を入れています。彼は現在、現代のグラフィックデザインに取り組む多くのプロジェクトに携わっており、その知識と見識を参加者と共有してくれることでしょう。
イベントの詳細
このオンライントークは、場所を五十嵐アーカイブの展示室に設け、視聴者からの質問にも応じながら進行されます。参加者は、リアルタイムでの双方向のコミュニケーションを通じて、より深い理解を得ることができます。視聴は3月5日(水)の18時30分から20時まで行われ、興味のある方はぜひ参加を検討してください。
研究報告展の会期延長
さらに、五十嵐アーカイブで現在開催中の研究報告展「FIND ON SITE:多摩美術大学のマーク/渋谷 PARCO PART3」も、会期が4月20日(日)まで延長されることが発表されています。この展覧会では、芸術作品とデザインがどのように結びついているのかを探る機会があります。デザインとアートの交差点に興味のある方には見逃せない内容です。
まとめ
金沢工業大学が主催するこのオンライントークイベントは、デザインアーカイブの実情を知る非常に貴重な機会です。室賀清徳氏の経験から、アーカイブの運営がどのように行われているのかを学ぶことができ、また、五十嵐アーカイブにおける成果物とも出会うことができます。デザインに関わる方、興味のある方は、ぜひこのイベントに参加し、新たな知識を得てみてはいかがでしょうか。