待望の新製品「MC6-SP」で金型温度調節機の展望が広がる
株式会社松井製作所が展開する人気金型温度調節機「kanaon®」シリーズに新製品「MC6-SP」が追加され、フルラインナップが完成しました。これにより、ますます多様化する成形現場のニーズに対し、柔軟で的確なソリューションを提供できる体制が整いました。
「MC6-SP」の特長
新たに登場する「MC6-SP」は、小流量でも高圧力を安定して供給できる「カスケードポンプ」を搭載しています。この技術により、精密な温度制御が求められる小型精密成形や複雑な形状の金型において、金型内部の温度ムラを抑制し、成形不良の低減に大きく貢献します。
さらに、この新製品はシリアル通信に対応したコントローラーを標準装備しており、高度な制御が可能です。これにより、成形工場の資源生産性向上に寄与することでしょう。
型式と性能
「MC6-SP」は以下の型式で提供されます:
- - MC6-SP-25H120
- - MC6-SP-55H120
- - MC6-SP-88H120
それぞれの型式は異なる流量を持っており、最大35/45 L/min、55/65 L/min、90/100 L/minの範囲で運用が可能です。外形寸法は(W)232 (D)610 (H)600 mmと、コンパクトな設計が魅力の一つです。発売日は2025年7月22日を予定しており、製品の詳細については公式サイトにて確認できます。
備考
なお、最大流量の数値は50Hz/60Hzに基づくものであり、外形寸法も本体のみの数値に基づいています。この機会に、松井製作所の金型温度調節機「kanaon®」シリーズを利用することで、成形現場の効率化を図ることができるでしょう。
今後の展望
松井製作所は、「kanaon®」シリーズを通じて、成形工場の資源生産性向上に向けた製品・サービスの提供を引き続き行っていく考えです。これからも進化を続ける同シリーズに注目していきましょう。新製品「MC6-SP」がもたらす未来は、成型業界において新たな可能性を開くことでしょう。
彼らの取り組みは、業界全体の課題解決に貢献し続けることが期待されています。今回の新製品発表は、松井製作所の技術革新へのコミットメントを示す重要なステップとなるでしょう。