イベリコ豚協会がFOODEX JAPAN 2026における取り組み
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)は、日本国内で開催される大規模な食品見本市『FOODEX JAPAN 2026』に参加し、イベリコハムに関する様々な情報を日本の食品業界関係者に提供しました。今回の出展は、欧州のプロモーションプログラム『Awaken Your Ibérico Sense(イベリコ・センスを呼び覚ませ!)』の一環として行われ、日本におけるイベリコハムの生産モデルとその衛生管理システムの理解を促進することを目指しました。
イベリコハム生産の現状
展示会は2026年3月10日から13日の間に開催され、参加者にはASICIの会長ラウル・ガルシアや、他の重要な関連人物たちが参加しました。特に、野生イノシシにおけるアフリカ豚熱(ASF)を受けて、イベリコ豚製品の輸入が一時停止されている背景もあり、今後の戦略を見据えた重要な機会でした。このため、参加者はイベリコハムの生産システムや、関連規則、品質管理、食品安全に関する情報提供に重点を置きました。
展示会の初日には、日本のメディアを対象にしたプログラムが開かれ、イベリコハムの安全性や品質についての詳細が紹介されました。特に、2025年11月にカタルーニャ州で確認されたアフリカ豚熱の影響について最新情況が説明されました。
メディアとの対話
ASICIは、自社のブースで行った説明会において、イベリコハムが如何に信頼性と透明性をもって生産されているかを強調しました。ラウル・ガルシア会長は、日本がイベリコハムにとって非常に重要な市場であるとの認識を示し、より強固な関係の構築を目指す意向を明らかにしました。また、大使館からの参加者も、国際貿易における信頼関係について説明し、両国の制度間での進展を示唆しました。
専門家との深い対話
展示会の2日目には、政府関係者や輸入業者、流通業者などを対象に重要な説明会が行われました。この場では、イベリコハムの生産における品質基準やトレーサビリティシステムの詳細が取り上げられました。また、イベリコハムが長期熟成を経る製品であり、国際的に見ても安全と認識される理由についても説明が行われました。ヘスス・ペレス・アギラルジェネラルディレクターは、「ASFの管理は世界的な課題ですが、イベリコハムの安全性に関しては全く問題がない」と自信を持って報告しました。
イベリコハムの試食体験
FOODEX JAPAN 2026において、ASICIはイベリコハムの試食イベントにも参加しました。ヘスス・ペレス・アギラルが製品の美食的価値や文化的重要性を強調し、イベリコハムがどのように国の美食アイデンティティを反映しているかを参加者に伝えました。彼は、同製品が地域の伝統と厳格な品質基準のもとで作られたことを強調しました。
日本市場の成長性
日本市場におけるイベリコハムの需要は急速に成長しています。近年のデータによれば、2025年のハムおよび肩肉の輸出額は75,057万ユーロに達する見通しで、2019年から累計で64%の成長を記録しています。輸入額もこれまで約194%の成長を示しており、アジア市場の中でも日本が特に重要な市場になることは間違いありません。
最後に、ASICIはFOODEX JAPAN 2026を通じて、日本市場との関係構築を更に深化させ、イベリコハムの安全性や品質を高めるための取り組みを続けていく所存です。
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会とは
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)は、1992年に設立され、公式には1999年に承認された非営利団体です。生産者や流通事業者から構成され、イベリコ豚の品質向上と安全性を追求しています。
公式サイト:
イベリコ・センスを呼び覚ませ!
公式サイト:
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会