富岡シルク×KEITA
2023-01-31 12:37:13

富岡製糸場の魅力を引き出す新たなコラボレーションスカーフ販売開始

富岡シルクと丸山敬太による新たな挑戦



群馬県に位置する世界遺産「富岡製糸場」は、1872年に設立され、2014年には世界遺産に登録されました。この歴史ある施設は、かつて日本をシルクの輸出大国として支えた重要な拠点です。ここでは、養蚕業が盛んに行われ、西洋の技術を取り入れることで日本のシルク製造の質が向上しました。しかし、残念ながら日本国内での純国産シルクの生産量は年々減少しています。そのため、富岡シルクは非常に貴重な存在となっています。

この素晴らしい日本の文化を次世代に残していくために、デザイナーの丸山敬太氏とコラボレーションを行い、新しいスカーフが誕生しました。また、このスカーフは「日本の色12ヶ月」としてグループ内の植物由来の染料で染められたスカーフも新たにラインナップされています。

スカーフの魅力



新しく発売されるスカーフは、丸山敬太氏のデザインで、2種類あります。1つ目は、過去のアーカイブから再デザインされたボタニカルチェルー柄であり、日本の桜をテーマにしています。ブラックとベージュの2色展開で、現代的な感覚を取り入れています。楽しさとシックさを兼ね備えたデザインで、海外の視点を意識してコラボレーションされました。

2つ目のスーベニア富岡柄は、富岡の思い出を持ち帰れるお土産をイメージしており、シンプルなモノトーンで構成されています。どちらも下記の取り扱い店舗で購入することができます。心に残るデザインと質感が富岡シルクの魅力を引き立てます。

富岡シルクの取り扱い店舗



丸山敬太のデザイン哲学



丸山敬太氏は、アートとファッションの融合を追求しています。シルクという素材を通じて、日本の文化や歴史を次世代に残したいという強い思いから、富岡シルクとのコラボレーションを決めたとのこと。また、彼は蚕の美しさや自然の恵みから得られるシルクの特性にも感銘を受けています。特に、富岡シルクはその軽さと艶やかな質感で他のシルクと区別されており、丸山氏はその特徴を活かした価値ある製品を提供したいと考えています。

日本の色12ヶ月



さらに、丸山氏のコレクションには「日本の色12ヶ月」と呼ばれる草木染めの最高級シルクオーガンジーのスカーフも加わりました。季節によって変わる色を楽しむことができ、群馬県で植物由来の染料を使用して染められています。この商品は、四季折々の彩りを感じながら、日常生活の中で日本の美しさを楽しむ機会を提供しています。

富岡製糸場から受け継がれる文化や技術を次世代に伝えながら、新たなスタイルや価値を提案するこのプロジェクトは、私たちの生活に温かみと美しさを与えてくれることでしょう。ぜひこの機会に、富岡シルクの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?

会社情報

会社名
一般社団法人富岡シルク推進機構
住所
群馬県富岡市富岡33-4
電話番号
0274-67-7355

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