IoT相互接続サービス
2019-10-21 10:01:25

初のIoT相互接続サービス認定取得の意義と展望

初のIoT相互接続サービス認定取得の意義と展望


IoT-EX株式会社が提供する「IoT相互接続サービス」が、特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム(ASPIC)による「IaaS・PaaS(IoTクラウドサービス)情報開示認定制度」において、第一号認定を取得したことが発表されました。

この認定は、同社が2019年5月にサービス提供を開始して以来、最初のものであり、IoT分野におけるこのサービスの重要性を示しています。IoTというと、多くの人はモノやサービスが簡単にインターネットに接続できるイメージを抱くかもしれませんが、実際には、各メーカーごとに異なる仕様のため、複雑に絡み合っています。そこで登場したのが「IoT相互接続サービス」です。

このサービスは、異なるメーカーの製品やサービスを安全に接続し、また連携可能にすることを目的にしています。特筆すべきは、接続と連携を分離している点で、これによってユーザーは、連携を意識せずに実装が可能です。さらに、プロトコルの違いを吸収するために、プリンタドライバ方式を採用しているため、導入のハードルが大幅に下がります。

これにより、家庭用電化製品にとどまらず、様々なモノやサービスの連携が可能になり、新たな機会が生まれるでしょう。本サービスの高いセキュリティ対策や信頼性の情報が適切に開示されていることが評価され、今回の第一号認定を獲得しました。これにより、企業や自治体はより安心してIoTサービスを導入できる環境が整いました。

ASPICが策定したこの情報開示認定制度は、特にIoTプラットフォームの利用を考えている企業や地方公共団体が、事業者やサービスを比較、評価、選定する際に役立つ基準です。これにより、安全性や信頼性に関する情報の需要が高まり、IoTプラットフォーム市場の拡大が見込まれています。

次に、IoT-EX株式会社の取り組みについて深く見ていきます。彼らは、異なる企業が提供するモノやサービスを安全に接続し、連携させることができる「IoT相互接続サービス」を提供する届出電気通信事業者です。サービスの公式ページは www.iot-ex.co.jp です。

IoT-EXは、IoT技術によって新たな付加価値を創造することを目指しています。企業向けのサービスだけでなく、一般消費者にとっても新たな体験を提供することが期待されています。たとえば、家庭におけるIoT機器の連携が進むことで、快適で効率的な生活が実現できるでしょう。

最後に、今回の認定取得が示すのは、IoTセクター全体における変革の兆しです。これからの時代、技術の進化に伴い、IoTサービスの重要性はますます高まるでしょう。そして、すべての企業や自治体が安心して利用できるIoTインフラの実現は、我々の生活をより豊かにする一助となるはずです。今後のIaaS・PaaS市場においても、この認定が重要な役割を果たすことが期待されます。

会社情報

会社名
IoT-EX株式会社
住所
東京都千代田区神田富山町5-1神田ビジネスキューブ3F
電話番号
03-3258-7039

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