2024年夏、熊本県の球磨郡・錦町に位置する「しきひみつ基地ミュージアム」で特別企画「コウモリのひみつ展」が行われます。この展示は、2024年7月20日(土)から8月31日(土)までの期間、ミュージアムの多目的ホールで開催され、入場は無料です。
この企画展では、コウモリをメインに、旧海軍の遺構である地下壕に生息する生物たちの生態系が紹介されます。実はこの地下壕は、80年以上前の太平洋戦争中に掘られたもので、現在も当時の状態を保っています。人間が立ち入ることなくなったこの空間には、コウモリを含む多くの地下生物が生息しており、その生態や生息環境を知る良い機会です。
展示では、パネルや標本を通じて、コウモリの生態について詳細に知ることができます。また、訪れる人々が直接イキモノたちと触れ合う機会も提供されます。具体的には、地下壕の内部に入って行うワークショップも予定されています。このワークショップでは、コウモリが発する超音波を聴いたり、地下に生息する生物を観察したりします。特に、コウモリの観察は、冬眠期間中の1月にも企画されています。
当初は、7月28日と8月3日に予定されていたワークショップに多くの応募が寄せられ、すでに満員となったため、参加希望者は事前に申し込みを行う必要があります。ワークショップは人数に制限があり、申し込みはお早めに行うことが推奨されています。申し込みは電話またはメールで行うことができ、参加者は事前に必要な情報を提供する必要があります。
この特別な展示を通じて、訪れる人々は普段目にすることができないコウモリの秘密や地下生物の不思議を体験することができます。また、コウモリの重要性についても学ぶ良い機会になるでしょう。地元の方々だけでなく、観光客にとっても魅力的なイベントとなること間違いなしです。この夏は、しきひみつ基地ミュージアムで新たな発見をしに行きましょう。詳細な情報は、公式のウェブサイトや直接のお問い合わせで確認できます。