高校生たちが描く持続可能な未来!関大高等部SDGsフォーラム2025の開催
関西大学高等部において、2025年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした特別授業「関西大学高等部SDGsフォーラム2025」が、6月26日に高槻ミューズキャンパス東館で行われます。このフォーラムには、高等部の1年生160名が参加し、17の企業や団体との交流を通じて、SDGsに対する理解を深めることを目指しています。
フォーラムの目的と内容
まず、SDGsフォーラムは、生徒たちが自らの行動を通じて持続可能な社会の実現に向けて考える機会を提供することを目的としています。当日は各企業や団体が行う活動についての説明があり、生徒たちは興味を持つテーマを選んで、2回のセッションで情報収集や質疑応答に取り組む予定です。2025年度には生徒たちが考案したSDGs達成に向けたアイデアを企業や団体と共に発表する場も設けられています。
探究学習に基づく取り組み
関西大学高等部は、「考動力」を育む教育方針を掲げています。この中で探究学習が重要視されており、課題発見や解決能力を育てることを目的としています。このフォーラムもその一環として位置付けられ、生徒たちはSDGs達成に向けたリアルな課題に向き合い、探究心を培っています。
また、今年度は大阪・関西万博の「TEAM EXPOパビリオン」において「アートがつなぐ、違いを超えた未来の共生社会」というテーマで発表予定であり、さらに「大阪ヘルスケアパビリオン」のデモキッチンエリアでの大学生との共創プロジェクトにも参加し、非常食のリメイクメニューの考案に取り組むなど、課外活動でも課題研究が行われています。
フォーラムの詳細
フォーラムは6月26日、午後1時45分から午後4時20分まで行われます。スケジュールは第1セッションが午後2時10分から午後3時まで、第2セッションが午後3時10分から午後4時までとなっており、その中で生徒たちが自己紹介を行い、SDGsに関する活動の説明を受け、質疑応答や意見交換を行います。参加予定の企業や団体は、オリジナリティあふれる取り組みを展開しています。
参加予定の団体には、「大阪男女いきいき財団」や「大塚製薬」、「関西電力」など、総勢17の企業や団体が名を連ねています。これらの活動を通じて、関西大学高等部の生徒たちは自らの未来を切り開く力を育んでいくことでしょう。
最後に
関西大学高等部SDGsフォーラム2025は、高校生が持続可能な未来を考える一大イベントです。このフォーラムを通じて、生徒たちが学び、成長する姿に注目が集まっています。持続可能な社会の実現に向けた一歩を、彼らと共に踏み出してみませんか。